映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の感想
2018/09/04
ちょっぴり気分が滅入るときは、子供も楽しめそうな、ファンタジー映画を見るのが一番、と思っております。さっそく、レンタルDVDショップで、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を借りてきました。
動物に癒され、魔法に現実逃避したかったので。
ハリーポッターシリーズだそうですが、ハリーポッターを見ていなくても、楽しめる内容だと思います。一応、ハッピーエンドでしたので、気分も爽快になりました。
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本作のご紹介は、アマゾンのページより、
ということです。
英語の勉強というより、純粋に楽しんで見たかったので、最初は日本で見て、2回目に英語で見ました。ハリーポッターワールドならではの、専門用語(?)があって、日本語でもよくわからない言葉がありました。
ハリーポッターワールドの言葉で、魔法使いじゃない人間のことを、イギリス英語では、「マグル」と言い、アメリカ英語では「ノー・マジ」と言うそうです。魔法界でも、イギリス英語とアメリカ英語の違いがあるのね~(笑)。
以下、あんまりネタばれにならない程度に、感想を書きます。
主人公の魔法学者はオタクで、善人で、純情
まずは、学者なので、オタクな性格に決まっています。動物を愛する人は、自動的に、善人かつ、人間とのコミュニケーションが苦手で、女性に対しても奥手ということに決まっています。
でも、若くて、ハンサムです。こういう男性がいたら、女性にモテるだろうな。
主人公のトランクの中が魔法ワールド
さすが、魔法の世界と思わせてくれたのが、主人公のトランク。ただのトランクではなくて、保護した魔法動物を住まわせておく、ジャングルや荒野、雪原につながる入口なのです。
私もこんなトランクがあったら、ほしい。
魔法動物がかわいい
中には、宇宙生物?とか、古代生物?に見えるような、不気味に見える生き物もいましたが、現実にいてもおかしくないような、可愛らしい動物も登場しました。
カモノハシに似た姿の、貴金属が大好きな動物が、私好みです。でも、銀行とか、宝石店に入られたら、普通の人間では対処できないので、やっぱり魔法使いでないと、飼えない動物です。
バッタみたいな虫が意外に知能が高く、主人公に対して、拗ねた態度をとるのも可愛かったです。
魔女と人間の男性の純愛が素敵
人間不信気味なので、この二人の純愛に癒されました。魔女のクイニーは、立ち振る舞いが女性らしくて、一見弱々しく見えるのですが、実は、かなり頭がよくて有能な女性。
人の心が、読めるので、外見に惑わされることなく、誠実で、真に勇敢な男性を見抜くことができるのが、うらやましかったです。男性の善良さにも、感動。あんなに、優しそうに見えるのに、実は、長いこと軍隊にいたというから、辛いこともいろいろ、あったのでしょうね。
と、本筋とは、あまり関係ないところで、思いを巡らせてしまうのでした。
主人公の恋のお相手になる女性は、あまり好きではない
さきほど書いた、人の心が読める女性の姉にあたる女性です。キャリアウーマンで、美人だし、悪い人ではないのですが、あんまり好きじゃありません。賢そうに見えるわりに、勘違いやドジが多く、主人公の足を引っ張ってばかりいて、見ていてイライラしました。
これじゃ、勤め先の魔法局で、降格処分になるのも、わかるよな~。
孤児の扱いが酷い
ここのところ、イギリスの児童文学を読んでいますが、孤児が酷い扱いをされる話が多いです。本作もそう。そういえば、ハリーポッターも、話の最初のほうでは、叔母さん一家に辛く当たられていましたよね。
孤児が出てくるのは、イギリスの児童文学の定番なんでしょうか。
しかしながら、ハリーポッターシリーズは、子供向けのお話しのわりには、死人がボコボコ出るので、いまひとつ、読んだあと(見たあと)、癒されなかったりするんですよね。本作でも、唯一気に入らなかったのは、死んでほしくない人が、死んだことかな。
終わりに:ファンタジーの好きな方には、おすすめの映画です
シリーズ、5作目まで続くそうなので、楽しみにしています。
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