地球に暮らす日々

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映画『千年医師物語 ~ペルシアの彼方へ~』 愛と冒険の物語って素敵

      2020/01/16

なぜか、子供のころから、アラブのお話にワクワクします。その始まりはアラビアン・ナイトかな。

Photo credit: Ninara via Visual Hunt / CC BY

DVDレンタルショップで、アラビアンを感じる、おもしろそうな映画を見つけたので、借りてきました。期待どおり、とてもよい映画でした。

以下、映画を見た感想です。ネタばれありですが、2時間半という長い映画ゆえ、さして影響はないくらいかと。

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どんなお話?

簡単に書きますと、時は11世紀、イングランドに生まれた青年が、優れたペルシアの医術に驚き、イングランドから苦労してペルシアまで赴き、医者になるために学びました、というお話です。ヒューマンドラマあり、ラブロマンスあり、戦闘シーンもあり。

千年医師物語 ~ペルシアの彼方へ~ [DVD]

トム・ペイン (出演), ベン・キングズレー (出演), フィリップ・シュテルツェル (監督)

11世紀のロンドンが汚すぎる

主人公の生まれ故郷は、ロンドン。ロンドンの皆さん、汚くて、不潔です。お風呂に入っていないし、服も洗濯していないんだろうな。よくそんなに汚いままで、平気だね。衛生観念がないから、そりゃ病気になって、早死にしますよ。

昔のヨーロッパでは、「床屋」が医者の代わりだったそうで、床屋の赤と青がくるくる回る目印は、動脈と静脈を表わすと聞いたことがあります。この映画でも、あやしい床屋が原始的な施術をほどこす場面が連発。

不潔な環境で、麻酔なしで、歯を抜いたりするシーンなど、見ていられませんでした。主人公が、ペルシアで医術を学んだと言う医者に感動するの、わかります。

どういった経緯で、ペルシアまで行けたのか謎

床屋の不潔かつ、野蛮な診療シーンが見ていられず、途中、早送りしてしまい、ちゃんと見ていなかったから、わからなかったのでしょうか。

床屋の弟子だった主人公が、どうやってペルシアに行けたのか、わかりませんでした。

留学するには、お金がかかるでしょうが、そういったお金をどこで調達したのでしょう。当時、ペルシアまで旅をするには、1年かかったと言いますから、旅費やその間の生活費にも、お金が必要なはずです。床屋をやって稼げたとはとても思えません。

もしかしたら、原作の小説では、いろいろな経緯が書かれているのに、映画は時間の関係で、省略されたのかもしれません。

ペルシアの彼方へ〈上〉―千年医師物語1 (角川文庫)

ノア ゴードン (著), やまもと ちかひと (イラスト), Noah Gordon (原著), 竹内 さなみ (翻訳)

イスファハンは文明的で美しい都市 先生もクラスメートもいい人すぎる

薄暗く小汚いロンドンに比べて、ペルシアのイスファハンは、明るく清潔で、活気がある都市なので、驚きました。当時は、ヨーロッパより、中東のほうが文明が進んでいたのですね。

そして、そこに住む人たちも、知的で親切な人ばかり。(じゃ、ない人もいたけど)。王様も、主人公に対しては、いい人でした。

外国人の主人公に対して、タダで医学学校で学ばせて、生活の面倒まで見てくれるなんて、太っ腹すぎます。

あと、どうして、登場人物の皆さん、英語が話せるの?(それは、映画だから?)

それでは、予告編をご覧ください。

日本語訳がなくて、すみません。

いろいろとイチャモンをつけてしまいましたが、主人公の情熱とひたむきさに感動し、涙する映画です。おすすめ。






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 - カテゴリー: 洋書と洋画など