地球に暮らす日々

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洋書に挑戦 『オリバー・ツイスト』 逆境の中でも、正しさを失わない心に感動

      2020/01/14


ここのところ、秋田市立図書館にある、"Oxford Bookworms"シリーズ(ステージ6、語彙量2500語)に、お世話になっています。今回、読んでみたのは、『オリバー・ツイスト』(チャールズ・ディケンズ)作です。

こちらの本も、子供のころに1度読んだのですが、ストーリーをすっかり忘れてしまっていました。

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あらすじを知りたい方は、こちらから、どうぞ。オリバー・ツイスト ウィキペディア

読んでみた感想

英文を読むのにだいぶ慣れてきたせいか、わりとサクサクと読めました。読んだあと、答えあわせをするように、ウィキペディアのあらすじを読み、内容を理解していることは確認できたものの、まだまだ「あ~、おもしろかった~。」とは、思えませんでした。

それは私の英語力がたりないせいでしょうか。それとも、長編小説を、英語学習者向けに、ダイジェスト版にしているからでしょうか。

読んで感動がないあたり、このシリーズの洋書を読むのって、TOEICのリーディング問題集を解くのと、変わりない気がしました。

ところで、前回、『ジェーン・エア』を読んだのですが、同時代に、同国について書かれた物語のせいか、作者が異なるのに、あらすじが似ているところが多いと思いました。似ているなあと思ったのは、次の5点です。

1.主人公が孤児。施設に預けられ、粗悪な環境で、飢えながら、育つこと。
2.恵まれない環境の中でも、正しい心を失わないこと。
3.優しく、お金もちで、品性のある人と、暮らせるようになること。
4.実は、親や親せきが、金持ちで、遺産が入ってくること。
5.主人公につらく当たった人たちが、不幸になること。

しかし、ジェーンが自ら運命を切り開いていく展開に対し、オリバーの場合、行動を起こしたのは、物語の始めのほうで家出をしたぐらいで、あとは、親切で機転のきく大人たちに助けてもらって、なんとなーく、受け身姿勢のまま、幸せになっていく気がします。

いや、子供ながら窃盗団に捕まっても、自らは盗みをしない、というところだけでも、立派だと思うべきなんかしらん。

ところで、オンライン英会話をやっていたら、教材の新出単語の例文が、チャールズ・ディケンズについて、述べられた文章でした。そしたら、先生に、「ディケンズについて、知ってる?」と聞かれて、「最近、英語の勉強のために、オリバー・ツイストを読みました」と答えられたので、よかったです。

実は、読んでいて、つまんなーい、と思いながら、英語を勉強するものとしては、有名な英国文学くらい、読んでおくべきなのかなあ。

Oliver Twist (Oxford Bookworms Library)

(英語) ペーパーバック – 2009/4/1
Richard Rogers (著)

この表紙の少年、アニメ、『進撃の巨人』のキャラクター、アルミンに激似です。(本当は、この記事の中で、これが一番書きたかったのかも。)

追 記

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