地球に暮らす日々

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広東省で見た社会の闇 偽札に注意

      2016/08/29

chineseyuan

日本では、偽札なんて、滅多にお目にかかれないものですが、中国では、よく見かけます。いかにして、偽札をもらわないようにするか、努力しなければなりません。

この習慣もまた、中国で受けたカルチャーショックの一つです。

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誰かに偽札をもらっても、そのときは、たいてい、気づけません。お店の支払いのときに、店員に突き返されて、初めて気がつくことになります。偽札は、少額紙幣のみならず、一番額面が大きい100元札でも、出回っています。

銀行のATM機から、お金をおろしても、偽札が出ることがあるんですよ。私の日本人の同僚から、見せてもらいました。確かに、紙質が安っぽく、大きさも一回り小さかったです。

中国では、ちょっと大きい商店なると、偽札を探知する器械が必ずおいてあります。ブルーのライトを当てて、チェックするみたい。この器械は、偽札探知しながら、お札が何枚あるか、数えてくれる優れものです。

私は、中国滞在中、中国のATM機では、ほとんどお金をおろしませんでした。

偽札が出てくる可能性もあるし、ATMでおろそうとすると、後ろに並んでいる人が、のぞき込んできて不快だったから。実際、キャッシュカードの暗唱番号を盗みとられて、被害にあった話も聞きました。

給料は香港ドル払いだったので、香港でお金をおろして、両替屋で人民元に変えてもらっていました。

というわけで、100元の偽札をつかませられることは、なかったのですが、騙されて少額紙幣を渡されることは、しょっちゅうありました。そもそも、中国ではボロボロになっても、紙幣を流通させるので、紙質で判断するのが難しいんですよね。

あ、そういえば、切れたところにセロテープが貼られていた紙幣もなつかしいなあ。お人よしで、それをお釣りとして店から受け取ったものの、次の店で支払うとき、受け取りを拒絶されて、困ったこともありました。

なんといっても、一番くやしかったのは、50元札の偽札をつかまされたときです。しかも、2回。犯人は、タクシー運転手です。

夜、タクシーに乗って、100元札で支払い、後日おつりの50元札が偽札だと気づきました。運転手は、確信犯ですよ。夜は、暗くて、おつりの紙幣がよく見えないのです。

50元札が偽札だと、心理的ショックが激しいので、以降、夜タクシーに乗るときは、なるべくおつりが出ないように、財布の中身を事前にチェックして、必要があれば、どこかの店でお金を崩していました。

あ、でも、今から考えると、タクシー運転手も、結構な頻度で、客から偽札で支払いをされていたんでしょうね。

もう、ババ抜きのババのごとく、人々の間をめぐる偽札(笑)。

私が中国を離れて、もう8年になりますが、ネットでみると、状況は今も変わっていないので、中国で買い物したり、タクシーに乗ることがあったら、注意してくださいね。






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 - カテゴリー: 広東圏