香港の典型的朝食セット 火腿通粉(ハム入りマカロニスープ)「華星氷室」
2017/11/03
香港で、ホテルにチェックインしたとき、ミールクーポンをもらいました。華星冰室(Chrisly Cafe)というお店。
クーポン券を見るに、茶餐庁の安いセットメニューだったので、行くのはご辞退しようと思ったものの、ホテルの人が、「このレストランは有名なんですよ。」と地図まで見せて、場所を説明するので、行ってみることにしました。
店までは、予想通り遠く、前日に続き、朝の通勤ラッシュ時の空気が汚い街を歩き、気分が悪くなりました。ホテルから店まで、1kmくらい歩いたでしょうか。
華星冰室(Chrisly Cafe)に到着。何か、普通と違っている店なのかな、という期待を裏切り…。
外装も、内装も、香港の典型的、茶餐庁でした。お客さんがたくさん入っていて、ほぼ満員でした。
ミールクーポンは、お店の営業時間中、いつでも使えるものでしたが、朝食の時間帯に使うと、メニューは必然的に、火腿通粉(ハム入りマカロニスープ)のセットになります。火腿がハム、通粉がマカロニという意味。
お店の人に、クーポン券を見せ、卵は目玉焼きに、飲み物はインヨン茶を、と指定しました。インヨン茶とは、コーヒーと紅茶をブレンドしたものです。
オーダーして、1分で、マカロニスープが来て、次の2分で、飲み物が来て、オーダーから約5分たって、バタートーストと目玉焼きが来ました。
作り方は見たことがありませんが、きっと、ゆでたマカロニを、即席スープに入れて、切っておいたハムを散らすのでしょう。目玉焼きが、生に近い半熟だったので、マカロニスープに入れて食べました。
味も、特に変わったこともなく、普通にハム入りマカロニスープの味でした。
お店のメニューを見て、ホテルからもらったミールクーポンの価値が、38香港ドルだということが判明。
しかし、お店のお客さん、ほぼ全員が、このメニューを頼んでいるのが、不思議でした。私がゆっくりと、食べている間に、二人の男性が相席し、各自1分で、マカロニスープを平らげ、次の2分でバタートーストと目玉焼き(もしくは、スクランブルエッグ)を平らげ、次の1分で飲み物を飲んで、席を立っていきました。
私は、あまり好きではないので、マカロニスープとバタートーストを半分ずつ残しました。グルメの都市香港で、なぜ、こんなメニューが定番として、不動の地位を築いているのか不思議です。香港人には、このフニャフニャのマカロニが受けるのでしょうか。
が、その夜に会った、知人の日本人男性も、「え、結構好きだけど、マカロニスープ。」と言っていたので、衝撃を受けました。
道路をはさんで向かいの茶餐庁にも、当然、火腿通粉(ハム入りマカロニスープ)のメニューがありました。こちらのお店のほうが、おいしそうです。安いし。
今回食べたお店の住所を書いておきますが、火腿通粉(ハム入りマカロニスープ)のセットメニューは、香港じゅう、どこにでもあるということをお伝えしておきます。
華星冰室(Chrisly Cafe)
電話:+852 2520 6666
営業時間: 7時00分~23時00分

にほんブログ村