抱返り渓谷 碧色の渓流に魅せられて 仙北市田沢湖卒田
2017/03/30
秋田県で紅葉を見るといえば、一番人気の抱返り渓谷。にもかかわらず、先週、初めて行ってきました。
渓谷というからには、さぞ、山奥にあるのだろうと思いきや、車で行くとすれば、国道46号線、ちょうど角館と田沢湖の間のあたりを、県道50号線に向かって、すすっと曲がり、広い道路を走って到着するという、きわめて平地に近い場所にあります。
また、遊歩道が整っているので、ハイキング用の装備などをしなくても、普通の恰好で大丈夫。もちろん、スニーカーにリュックを背負えば理想的。普通に歩ければ、お年寄りでも行けてしまうという、お手軽な散策コースです。
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入場料は無料ですが、紅葉の季節だけ、駐車場代金が300円かかります。
駐車場から、「神の岩橋」と呼ばれる赤い吊り橋が見えます。あそこを目指して、進んでいきます。全国各地からの、ツアー客が多くて、驚きました。もっと驚いたのは、台湾からの観光客が多かったことです。大型バス何台かで乗りつけてました。秋田県も、観光誘致をがんばっているんですねえ。
まずは、神社の鳥居をくぐります。ここから、目的地の「回顧の滝」までは、歩いて30分~40分、約1.5キロの距離です。
神社に寄って、おみくじを引いたり、お参りをしている人が多かったです。
神社を過ぎて、坂道を登っていくと、玉川が見えます。神の岩橋の手前が、最初の絶景ポイントです。
神の岩橋を渡っているところ。この橋がめちゃくちゃ揺れるんです。写真を撮る人は、カメラを落とさないように注意。
これも、神の岩橋の上からとった写真です。やはり、10月末では、紅葉の盛りには、ちょっと早かったもよう。
神の岩橋を渡ってから、右と左に、両方道がありますが、普通の観光コース、「回顧の滝」を目指す場合は、左に曲がりましょう。写真は、左に曲がって、振り向いて撮ったところ。
左手に、碧色の渓流を眺めながら、歩いていきます。遊歩道は、狭いところでも、人がすれ違うのに、十分な広さがありますが、景色に見とれて、渓谷に落ちていかないように、気をつけましょう。
水の色は、ところによって、青く見えたり、緑がかって見えたり、さまざまです。さほど、紅葉していなくても、渓流と木々の緑で充分きれい。なので、夏に来ても、十分楽しめるところだと思うんですよね。夏は、涼しいだろうし。来年は、夏に来てみようと、思いました。
途中、団体客とすれ違ったとき、ツアーガイドさんが、お客さんに「夏もいいのに、夏は誰も来ないのよねえ」と、こぼしているのが聞こえました。
ここは、水の色が、ひときわ、深い青でした。ここも橋の上から撮った写真です。散策コース中、吊り橋が多し。それから、岩を掘って、洞窟状になっている道も。
紅葉が一番きれいだったところです。ちょうど、洞窟と洞窟の間の地点でした。
ついに、目的地の「回顧の滝」に到着しました。かばんを滝に落として、拾いに行っている人がいました。なんとか、無事に拾えたようですが、見ていて、ハラハラしました。
「回顧の滝」の奥にも、遊歩道がありますが、落石の恐れがあるため、現在通行止めです。残念。
抱返り渓谷の紅葉の見ごろは、毎年11月初めです。そのころは、気温が10度を切るので、暖かい服装でおいでくださいませ。
抱返り渓谷 アクセス
1) 角館駅から車で15分
2) 神代駅から車で5分、徒歩で45分
3) 田沢湖駅より車で20分
問い合わせ先:
仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」:0187-43-2111
仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」:0187-54-2700
紅葉の季節には、角館駅からシャトルバスが運行します。2016年のバス時間については、かくのだて観光naviをごらんください。
おまけ: あきた芸術村 お食事処 「ばっきゃ」で「あいがけ神代カレー」
帰りは、あきた芸術村に寄り、お食事処「ばっきゃ」で、仙北市の新しい名物料理、「あいがけ神代カレー」を食べました。ここのは、エリンギの揚げたのもついていて、ちょっとゴージャス。
おいしかったのですが、左側の昔風のカレーに、胡椒が効きすぎていて、右側の欧風カレーとの味のコントラストがちょっと、弱かったです。ウスターソースもついてこなかったのが、残念。付け合わせの「大根サラダ」は文句なしのお味でした。
神代カレーについて、くわしくは、こちらをご覧ください。
「フォルクローロ 角館 ホテル」で、あいがけ神代カレーを食す
お食事処「ばっきゃ」では、いろいろなお料理が楽しめ、抱返り渓谷からも近いので、お勧めです。あきた芸術村には、温泉や宿泊施設、劇場もありますよ。
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