とろとろの白い硫黄泉　「湯の越の宿」　南秋田郡五城目町　

乳白色の温泉といえば、秋田県では乳頭温泉郷が有名ですが、山の中にあり、行くのに大変。でも、秋田市からそれほど遠くないところに、お湯が白くて、お肌に優しい泉質の温泉を見つけちゃいました。

秋田駅から、車で、小一時間の距離。「湯の越の宿」という一軒宿です。日帰り入浴も受け付けています。

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「湯の越の宿」がある五城目町へ行く前に、ちょっと寄り道して八郎潟町へ。八郎潟駅近くにある、「畠栄（はたえい）」のあんごま餅は、お餅が柔らかくて、おいしいのです。駐車場にあった、看板をパシャリと写しました。

この日は、「あんごま餅（小）620円」を2パックお買い上げ。よろしかったら、こちらの記事もどうぞ。
美味！　畠栄のあんごま餅といちじく羊羹　南秋田郡八郎潟町

八郎潟駅から「湯の越の宿」までの路線バスが廃止になり、残念ですが、そのかわり、日帰り入浴でも、有料で送迎バスが利用できるそうです。宿のほうに問い合わせてみてください。

「湯の越の宿」は、もっと、山奥にあると思いきや、車で簡単にアクセスできました。国道285号線を走って、県道4号線へ曲がり、３キロほど走ったところ。

県道4号線では、昔からある集落の道を走っていきます。やがて、「湯の越の宿」の看板が見えたので、右折。急な坂道になったので、ローギアに入れて、ゆっくりと登っていくと、宿に到着しました。近所にお住まい風のお年寄りが、MYお風呂セットを持って、入っていくのが、微笑ましかったです。

宿は、全体として、小奇麗で、木のぬくもりが感じられる造りです。薪ストーブがなつかしくて、写真に撮ってしまいました。

日帰り入浴券は、入り口の券売機で買います。大人400円。そのほかに、昼食券も売っていました。五城目名物、だまこ鍋（きりたんぽの親戚のような食べ物）がおすすめです。だまこ鍋については、だまこ餅・だまこ鍋・だまこ汁　NEVERまとめをご覧ください。

受付で、入浴券を渡すと、「貴重品をお預かりします。」と言われて、軽くショック。今どき、ロッカーがついていない温泉もあるんだあ。まずは、入浴後に飲む冷たいお茶を、自動販売機で買い求めてから、財布などの貴重品を預けました。

では、温泉タイムを堪能。

脱衣所は、広いとはいえませんが、お風呂の規模にあった広さでした。洗面台は2つ。ドライヤーは、一つしか置いていないので、混雑時は髪を洗うのは、やめたほうがいいかも。ついでに、ここはシャンプーを置いていないので、持参するか、受付で50円だして、リンスインシャンプーを買いましょう。

お風呂の様子は、湯の越の宿のウェブサイトからどうぞ。

泉質・効能については、湯の越の宿のウェブサイトから以下のとおり引用します。

泉質について、湯の越の宿のウェブサイトから見つけられませんでした。よそのいくつかのウェブサイトを見ると、「含硫黄・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」だそうです。

お風呂は、内風呂、ドライサウナ、水風呂と、こじんまりとしていますが、とにかくお湯が気に入りました。

とろみのついた白い温泉で、まるで乳液の中にでも、浸かっている気分。ちょっと、入っただけで、お肌がツルツル、スベスベになります。お湯も、39度のぬるめの浴槽と、43度のあつめの浴槽があるので、お好みでどうぞ。

また、傷にしみない優しいお湯なので、アトピーの方にもおすすめ。硫黄泉ですが、硫黄の匂いがそれほどきつくなく、入浴後、服や体に、硫黄の匂いが、ほとんど移らないのも嬉しいです。

泉質の良さで、温泉を探している方は、ぜひお試しを。

湯の越の宿　アクセス

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乳頭温泉の硫黄泉の匂いは強烈でした。全国的にも有名な温泉です。
ノスタルジック・ジャパン　乳頭温泉郷　黒湯温泉　仙北市田沢湖

「湯の越の宿」に同じく、五城目町にある、温泉です。硫黄泉ではありません。強烈にヌメヌメのお湯。
新緑の滑多羅（なめたら）温泉　「赤倉山荘」　南秋田郡五城目町

こちらも五城目にある温泉。赤倉山荘ほどではありませんが、やはりヌメヌメのお湯です。こじんまりとした、綺麗なお宿です。
ツルツルの湯で温まる　「小倉温泉旅館」　南秋田郡五城目町

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