地球に暮らす日々

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『TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング』のレビュー

      2017/05/27



2016年5月のTOEIの形式改訂以降、Part7(長文読解のパート)の対策に悩んでいたので、こちらの問題集を買いました。

新形式に対応した公式問題集も、3冊買って解いてみたのですが、1度解くと答えを覚えてしまい、Part7の練習には、もの足りなかったので。

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こちらの問題集、リーディングパートのみ(part5-part7)までの問題が、なんと5セットも入っています。なのに、値段が2000円程度。公式問題集は、2セットしか入っていないのに、3000円程度するのを考えると、お財布的に易しいです。

もちろん、安くても、中身が実際のTOEICの問題とかけ離れいたら、まったく意味がないのですが、こちらの問題集は、TOEIC受験指導の専門校の講師が作成しているので、出題傾向については信頼できそうです。

本屋でこの問題集を手に取り、1ページ目をめくって読んでいると、

公式問題集や類似の問題集は、実際に行われるTOEICとは、出題傾向や難易度において、すこし「ずれ」があるということを、私たちは毎回受験して感じています。その点、本書は新形式導入後を含めたここ数年の出題傾向を網羅しており、いわば現時点での「TOEICの実際の姿」をより正確に映し出しています。

などと書いてあり、購入を決めてしまいました。

TOEIC受験専門校の先生は、仕事のために、毎回TOEICを受けるのですねえ。へえ。

さて、解いてみた感想ですが、アマゾンのレビューにもあるとおり、公式問題集より少し難しいと感じました。特に、part5の問題など、公式問題集で解いたときより、解けない問題が多くて、かるく落ち込むほど。

なので、初級者の方には、この問題集はおすすめできません。英文を読んで解くことはできるけれど、スピードが遅いので、試験問題を最後まで解けない、という方むけだと思いました。

本の解説の中に、「990点講師の目」という、スコアを稼ぐためのテクニックを養うコラムがあり、実際の試験でも役立ちました。

この問題集を2週間で5セット×2回解いてみて、以前より長文を解く苦手感が少なくなった、と感じます。以前、試験のときは、問題を解きながら、次はどんなのが出てくるのだろうとドキドキしていたのが、「あ、このタイプの長文がきたか。」と思えるようになった感じ。おかげさまで、トリプルパッセージも、落ち着いて解けるようになりました。

でも、相変わらず、最後まで問題が解けませんでしたけどね。はは~。

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

単行本(ソフトカバー) – 2017/2/25

加藤 優 (著), 野村 知也 (著), Paul McConnell (著), 中村 紳一郎 (監修), Susan Anderton (監修)

なお、リスニング用のテキストもあるので、リスニングの練習を大量にされたい方は、こちらをどうぞ。

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)

単行本(ソフトカバー) – 2017/2/25

加藤 優 (著), 野村 知也 (著), 小林 美和 (著), Bradley Towle (著), 中村 紳一郎 (監修), Susan Anderton (監修)

TOEICって、スコアの有効期限が2年だし、久しぶりの受けると、傾向が変わっているし、そのたびに新しい問題集を買って対策するしかないのでしょうか。すっかり、TOEIC業界の人のメシの種にされている私でした。

では、では~。

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 - カテゴリー: TOEIC