温泉の漫画コーナーで、『バビル2世 ザ・リターナー』を読んじゃった
2018/05/07
日本に帰国して驚いたことの一つは、私が子供のころに流行っていた漫画やアニメが、どんどんリメイクされていることです。サイボーグ009、デビルマン、宇宙戦艦ヤマト、ガンダム、などなど。
Photo credit: Tambako the Jaguar via Visual Hunt / CC BY-ND
今や日本人の平均年齢は、40代半ばだと聞きます。よって、子供や若者が少なく、中高年にも漫画やアニメを見てもらおうと、業界は昔の作品を、リメイクし続けるのでしょうか。私も、新しい作品は見ないのに、子供のころの馴染みの作品だと、なつかしさに見てしまいます。
日帰り温泉に行ったら、無料の漫画コーナーに、バビル二世のリメイク作品があったので、なつかしさに手に取りました。ちなみに、バビル二世のキャラクターの中では、ロデムが好きです。
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で、こちらがバビル二世のリメイク作品。あれから、40年たったという設定です。
コミックス – 2010/7/20
横山 光輝 (著), 野口 賢 (イラスト)
全17巻中、4巻まで読みました。しかし、リメイクというより、メインキャラクター(バビル二世、3つのしもべ、ヨミ様)の設定以外は、全く新しい作品のように感じました。
各巻の表紙に、オリジナルのバビル二世が描かれているのも、よくわかりません。(客寄せ?)
ああ、新しくてよいな~と思ったのは、ロデムが人間に化けるときに、若い男性に化けるようになったことです。(オリジナルでは、若い女性でした)。
そして、ロデムはバビル二世のために、パスタを作るなど、食事の世話までするようになってました。仕事の範囲が、ボディーガード、相談役、家政婦さんまで、さらにマルチタスクにコキ使われるようになったもよう。
そして、ロミ様もまた、おっさんから、イケメン青年になってました。年齢110歳という設定ですから、以前から、おっさんの容貌でも十分若く見えたわけですが。
残念だな~と思ったのは、
1.無辜の一般市民が殺されすぎて、ヒーローもののストーリーとしてはふさわしくない。
2.フィクションのストーリーとわかっていても、実在する特定の国(アメリカ)に、過度の悪印象を持ってしまう。
3.ロデムはいいとして、ポセイドンとロプロスの形が、なんだかよくわからない。
4.読んでも読んでも、ストーリーの全体像がよくわからない。
重傷を負ったロデムが、しばらく復活しそうにないので、4巻をもって、読むのをやめました。
あ、あと、もう1個、バビル二世は、40年たっても、いまだに学生服を着続けるのは、なぜなのだ?不自然。
今なら、こちらのサイトから、1巻を51ページまで無料で読めるので、興味があればご覧ください。(無料立ち読み期間が、終了していたら、ごめんなさい。)
ソク読み バビル2世 ザ・リターナー 1
秋田市にお住まいの方は、「華の湯」で入浴したら、まんがコーナーで、17巻まで無料で読めます。
秋田駅から一番近い日帰り温泉 「スーパー健康ランド華の湯」
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