地球に暮らす日々

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セリオンで開催 怪し気な在庫処分品バーゲンに行ってきました 秋田市土崎

      2018/01/02

土曜日の朝、バーゲンセールが大好きなうちの母が、新聞の折り込み広告を見て、「これは安い、絶対に行く」と騒いでいました。

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その広告がこちら。広告の書き出しが、

「ついにこの時を迎えてしまいました。負債額は天にも届くごとし。この借金どうすればいいのか。絶対絶命敗北倒産」

と、悲惨な状態のわりに、少々おひゃらけさを感じるフレーズで始まっていました。倒産後、在庫処分をするために、商品を超安値で売りますよ~ということです。

この広告では、掃除機90円とか、プーマシューズ90円とか、ほぼ投げ売り状態。この90円、5商品を目玉として、いろいろと安い商品のご紹介が続いていました。

あ、それに、先着100名様に、くまモンのウェットティッシュが贈呈されるですと。

私はあまり欲しいものはなかったのですが、質のいいものが、安値だったら、買いたいなあと心惹かれました。チラシを見ると、会場はセリオンということです。道の駅を兼ねているので、バーゲンの帰りには、野菜を買って帰るのもいいか、と出発決定。

早く行かないと、目玉商品は売り切れちゃうからね、と母をせかし、会場が開く午前10時に到着するように出発しました。

だいたい予想はついていたのですが、路上はバーゲン目当てに、セリオンに来る人々の車であふれかえり、駐車場は満車なのでした。が、黄色いジャンパーを着たスタッフの案内により、セリオンより少し離れた特設駐車場に車を止めることができました。

なので、会場についたときは、10時をとっくに過ぎており、くまモンのウェットティッシュはもらえなかったし、目玉商品も売り切れていました。

商品を観察するに、あまり質のいい商品はなく、値札を見ると大幅に値下げをしているものの、値下げ後の値段でも高いのでは?と思うものが多かったです。

そして、せまい会場は人々で、ごった返し、商品をゆっくり見る余裕はあまりなし。良さげなスニーカー(プーマなどのメーカー品ではない)がありましたが、履いてみるスペースがなく、ま、いいか、と購入決定。母もけっこう、いろんな物をポンポン買い物かごに入れてました。

人が多すぎて、前に進むのも、辛いぐらい。こんなとき、前に進みたかったら、「すみません、ちょっと通していただけますか。」などと、声をかけてくれればいいのに、キレた声で「通れねえよー。」と、私をにらんで叫ぶ男性もいて、残念。

これだから、貧乏人が来るような店には来たくないのだわ、ってもしかして、私もあの男性と同じ階層にいるのかしら(泣)。

レジに並んでいる間、お客さんとお店の人の会話を聞いていると、お店の人たち全員から、関西なまりが聞こえたので、びっくり。てっきり秋田の人たちだと思っていたのに。

きっとこの人たち、全国各地を回り、在庫処分品とうたって人を集め、安物を高い値段で、買わせているんだなあ。

さて、家に帰ると、母が「買った靴が不良品だ」とプンプン怒り始めました。確かによく見ると、母の靴は縫製がひどく、靴の先のほうが、ボコボコしていました。

私のは、どうかなあ、と改めてみると、やっぱり靴の先のほうに、傷がついていました。「傷がついている売れ残りだから、安いんじゃないの?」と母に言っても、「こんな靴じゃあ、雨が降ったら、水が染みて履いてられない。」と怒り収まらず。

「私は泣き寝入りはしない、返品だ~。」と聞かず、結局、再びセリオンに車を飛ばすはめになりました。

車の中で、母は、「こんたくづだば、店、倒産してあだりめだ~。(こんな靴なら、店が倒産するのは当たり前だ。)」と、わめきちらしていましたが。

母が、関西人に秋田弁で、大クレームつけ、彼らが聞き取れなくてオロオロするのを想像し、運転しながら笑ってしまいました。

が、母は、再び会場に着くと、借りてきた猫のように、大人しくなり、お店の人に、返品を依頼するのは、結局私なのでした。特にトラブルはなく、レシートを見せて、「返品をお願いしたいのですが。」と言ったら、普通に返品してくれて、終了。

心ハレバレとして、セリオンで買い物をして帰りました。


西明寺栗、売ってましたよ。イガ付き、1個100円。イガがついていなくて、袋に何個か入って500円というのもありました。

ところで、家でもう1度、例の広告を見て、店の名前を確認したら、株式会社アスカ、東京神田にあるということでした。インターネットで、「株式会社アスカ 東京神田」をキーワードにして検索すると、やはり何年も前から、倒産したといいながら、在庫処分のセールをしているという、人々の怒りの書き込みを見つけました。

なんだかな~。違法にはならないのでしょうけど、こんな怪しい商売をしている業者に、会場を貸すセリオンに幻滅です。あ、チラシ広告を載せた魁新聞にも。

業者の電話番号が、携帯番号というのは、まず怪しいですよね。そういえば、前にも、似たような手口にひっかかったことがありましたっけ。シルバーエリアで、怪しげなケーキを買ってしまったなあ。

何度も似たような手口にひっかかる自分も間抜けだと思いますが、公的施設は、連絡先番号が携帯しかない業者には、会場を提供しないでもらいたいものです。

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