地球に暮らす日々

オンライン英会話体験などの英語学習、中国語学習、中華圏での生活、秋田の生活について語るブログです。

女性のためのハーブ、マレーシアの「カチプファティマ」

      2017/11/24

2013年7月という、もう何年も前の話で、恐縮ですが、シンガポールに住んでいたころ、マレーシアのキャメロン・ハイランドという高原リゾートへ、友人たちと、行ってまいりました。

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キャメロン・ハイランドは、標高1500mを越えるため、年間を通じて、平気が20℃前後と、非常に涼しいのです。確か、リタイヤ後、この地に、長期滞在する日本人も多いと聞いています。

Photo by Andaman4fun on Visual Hunt / CC BY-ND

観光に関しては、何も計画せず、往復バスと、宿泊先のホテルだけ予約して行った私たちです。

しかし、バスがキャメロンハイランドに着くやいなや、現地の旅行社の人々が、我先にとバスになだれ込んできて、現地ツアーを勧めるので、適当に申し込みました。

まずは、BOH TEA農園の見学。このあたりは、イギリス統治時代から、お茶の栽培が盛んなのです。

そのあと、ジャングルツアー(自然散策ツアーという名前だったかも)、に行きました。

Photo by forum.linvoyage.com on VisualHunt / CC BY

ジャングルツアーでは、ガイドさんから、はぐれないように、一生懸命だったので、写真もあまり撮れていません。上の写真は、ネットから探し出してきた、当時のツアーを思い起こさせる写真です。

ガイドさんから、森に生えている、毒になる植物や、薬草となる植物について学びました。…詳細は学んだか、覚えていません。英語ツアーだったので、そもそも、聞き取れていなかったのかも。

写真を撮ったということは、この苔も、何か特別な薬効があったはずなのですが、まったく覚えておらず。

そんな中、一つだけ強烈に印象に残っているのが、カチプファティマ(Kacip Fatimah)という薬草です。

学名をLabisia pumilaといいます。

ガイドさんが、女性にいい薬草、元気になれる、と言っていたので、食いつきました。当時、私は、シンガポールの熱気に弱り、寝ても寝ても疲労感が取れなかったのです。

それをガイドさんに話すと、「それは、絶対に飲みなさい。よく効きます。」ということでした。しかも、カチプファティマは、さまざまな健康食品に加工されており、カチプファティマ入りのドリンクが、キャメロンハイランドの街では、どこでも手に入るんだそうです。

なんだろう、女性ホルモンを整える薬草?日本でいうところの、命の母Aなのかなあ、なんて想像しました。

ジャングルツアーから戻ると、さっそく街中のお店で、カチプファティマ入りのドリンクを捜索!お店の人に、「カチプファティマ」と言うと、あっさり見つかりました。

健康食品というより、普通に売ってるジュース一つとして、普通に売られていた、以下2品です。


まずは、こちら。カチプファティマとデーツ入りジュース。ザクロジュースのような味わい。ピンクを基調とした缶のデザインで、女の子の飲み物っぽいですよね。


こちらは、エネルギッシュにスポーツに励みたい女性向けか。レッドブルのような味だったような。

ジュースでは、薬効が期待できそうになかったので、サプリメントも買って飲んでみました。少しは効いた気がしますが、単なるプラシーボ効果だったかもしれません。

やはり、薬草を干したのを、直接煎じて飲むべきだったのかなあ。それにしても、マレーシアにも、漢方薬店があったのが、驚きでした。

ところで、後で調べてみたら、マレーシアでは、主に女性が産後に、滋養強壮と、ゆるんだ子宮と膣を引き締めるために、飲むのだそうです。

アマゾンや楽天で、「カチプファティマ」と検索すると、健康サプリメントというより、なぜかラブコスメとして商品が出てきます。






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 - カテゴリー: シンガポール, 海外旅行など