キクタン 聴くだけじゃ覚えられないよお 英検準一級の単語復習
2017/02/03
英検準1級に、今年合格し、来年、英検1級を目指すことにしましたが、合格するには、圧倒的に単語量が足りません。そこで、まずは、やれるところから、ということで、準1級の単語をおさらいするところから、始めました。
そこで、準一級の受験準備に使った単語集
キクタン英検準1級―聞いて覚えるコーパス単熟語 (CD・赤シート付) (キクタンシリーズ)をおさらいしてみたのですが、すでに3分の1くらい忘れていました。いや、うろ覚のままま、英検準1級を受験したのかもしれません。よくも合格したものです。
激しく反省し、2週間ばかりかけて、勉強しなおしました。
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みなさん、どうやって、キクタンで勉強しているのでしょう。私の場合は・・・
ステップ1.わからない単語に印をつけて、1日に覚える単語数を決める
ステップ2.覚えると決めた単語が載っているchapterを繰り返し聞く
ステップ3.聞いて覚えた単語があるか、本で確認
ステップ4.エクセル表に、聞いて覚えられなかった単語、意味、例文を入力
ステップ5.覚えられない単語を語源で覚える
ステップ6.イメージ暗記術で英熟語を覚える
終わりに
みなさん、どうやって、キクタンで勉強しているのでしょう。私の場合は・・・
キクタン、聞くだけで覚えられますか。私は、無理です。何度も聞いているうちに、飽きて眠ってしまうか、気分が悪くなってしまいます。とはいえ、キクタンは、私にとって、いろいろ単語本を試した結果、これなら、唯一、なんとか勉強できると思う単語本です。飽きないように、いくつか作業段階を設けて、勉強するようにしています。
と、ここで、恥を忍んで、私のキクタン活用法、ステップ1からステップ6までをご紹介します。
ステップ1.わからない単語に印をつけて、1日に覚える単語数を決める
わからない単語をシャーペンで、薄く、囲みます。1日に覚える単語は、だいたいchapter1つ分。量の多いchapterは、2~3日分に分けたり、量の少ないchapterは、2~3まとめました。だいたい、1日に覚える単語量は、50個分でした。
本の初めのほうの単語は、覚えているものが多かったのですが、終わりのほうの単語は、ほとんど覚えていないという結果に。前回、単語を覚えるとき、最後のほうは、嫌になって覚えられなかったんですねえ。
ステップ2.覚えると決めた単語が載っているchapterを繰り返し聞く
私は、CDをスマホにダウンロードして、いつでも聞けるようにしました。枕元に置いておいて、寝る前と朝起きたとき聞くと、効果が高いです。少なくても、ステップ1で印をつけた単語の発音を覚えるまで、聞きます。
ステップ3.聞いて覚えた単語があるか、本で確認
本を開いて、ステップ1で印をつけた単語を、覚えたかどうか、確認します。覚えていない単語の場合は、右側の例文を読み、赤鉛筆でぐるっと囲んで、おきます。と、準一級受験目的の前回までは、ここで、覚えるまでステップ2と3を繰り返す、だったのですが、復習目的の今回は、さらに数ステップ追加しました。
ステップ4.エクセル表に、聞いて覚えられなかった単語、意味、例文を入力
1.聞いて覚えられなかった単語を、入力。
2.1の隣のカラムに、例文を入力。
3.2の隣のカラムに、日本語の意味を入力。
4.入力後、覚えられたかどうか、チェック。覚えた単語は、画面上に現れないように、隠す。(エクセルの使い方は、人それぞれなので、隠し方の操作については、省略します。)
5.すべての単語が、覚えられるまで、4を繰り返す。
しかし、これでも、やはり、なぜか覚えられないとか、覚えてもすぐ忘れそうという単語、熟語があるのです。
ステップ5.覚えられない単語を語源で覚える
語源で覚える、とは
”predict”という単語は、"pre"「あらかじめ」という意味を持ち、"dict"は「言う」という意味を持つので、2つ合わせると「あらかじめ言う=予言する」という覚え方。
この方法を知ったとき、なんて覚えやすい方法なのと、嬉しくてたまりませんでした。しかし、さっそく語源で単語を覚える系の本を買ったものの、ほとんど覚えられなかったのです。それは、CDがついていなかったので。私は、まず音から始めないと、単語を覚えられないタイプなのです。
ですが、こちらの本は、基本的な接頭辞・接尾辞・語根の意味を勉強するのに、役立ちました。
オンライン語源辞書 ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY で、覚えられない単語の語源を調べる
すみません、キクタンから話がそれてしまいました。市販されている語源で覚える系の単語本では、覚えられませんでしたが、キクタンで覚えられなかった単語を、オンライン語源辞書ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARYで、語源を調べたら、けっこう覚えられました。
例えば、"depict"「を~として描く」という単語を、オンライン語源辞書で調べると、"de"は"down"という意味、"pict"は"to paint"という意味の組み合わせでした。「描きおろす」という日本語が頭に浮かび、続いて、中世ヨーロッパの画家が、貴婦人をモデルに、聖母マリアの絵を描いている光景が浮かびました。
それから、"illicit"「不法な」という単語も、綴りから、なかなか意味が覚えられなかったのですが、語源を調べると、"il"の部分が否定を表わし、"licit"は"licence"ということ、つまり「ノーライセンス」と解釈して、覚えることができました。
"barely"「かろうじて」は、"bare"の副詞形ですが、"bare"は"naked"「裸の」という意味になるそうです。アダムとイブみたいに、完全に裸じゃなくて、葉っぱか何か、裸にかろうじて身に着けている状態なのかな、と勝手に想像して、覚えました。
ステップ6.イメージ暗記術で英熟語を覚える
記憶術のテクニックとして、聞いたことがあるかもしれませんが、実際にありえない光景をイメージして、記憶する方法です。こちらのサイトに、紹介されています。
記憶術/イメージ連結=結合法の例題解説
例えば、"tear down"「取り壊す」を覚えるとすると、私の場合、"tear down"と聞いて、連想するイメージは、「涙を落とす」です。なので、悲しいことがあって、大粒の涙をぽろぽろこぼしていると、涙が足元にあった小人の町に落ちて、建物が破壊され、取り壊されていく惨劇を想像。
次に"turn in"「提出する」で、連想するのが、インコがくるんとターンするところ。ターンをしたインコは、私の宿題を嘴にくわえており、パタパタと先生のもとへ飛んでいき、先生の机の上に、ポトンと落として、「テイシュツシマス」と可愛く言うのを想像。
バカバカしいイメージほど、記憶に残ります。
終わりに
上記、ステップ1からステップ6を、1日分として、こなすわけです。1日では、できなくて、2日~3日かかったことも、ありましたけど。そして、折をみて、単語を覚えているか、確認するために、キクタンを聞きます。
あ、それから、覚えるときに、音読はしません。音読すると、喉が痛くなるので。喉を使うのは、スピーキングの練習のために、とっておきたいのです。
以上、いかがでしたか。単語が覚えられなくて、四苦八苦している私の姿が思い浮かんだことでしょう。
耳から大量に覚えるのに疲れたら、語源で覚える方法、イメージ暗記術で覚える方法を試してみると、ちょっとしたゲーム感覚で、息抜きになっていいですよ。
それでは、またーっ。
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