いまひとつ使い方がよくわからない『英検準1級総合対策教本』について考察
最近、持っている本の断捨離をしています。もう合格したので、英検準1級の対策本は、捨てるべきなのですが、愛着があって、なかなか捨てられない本が多く、困っています。
そんな中、『英検準1級総合対策教本』は、いまだに使い方がよくわからないので、もう1度読んで捨てることにしました。で、教本について、いろいろ考えたことを書きます。
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英検準1級には、こんな問題がでますよ、というガイド本なのでしょうか
各章ごとに、語彙、読解、作文、リスニング、面接と分けて、ちょっぴりずつ、試験問題の例と解き方について、書いてあります。おしなべて、英検各級の教本のつくりは、だいたい同じようなつくりなのでしょう。
解き方については、読んでもあんまりピンときませんでした。私が人の言うことをあまり聞かない性格だからかもしれません。私は、とりあえず問題を解いてみて、自分なりの解き方を考えるので。
問題傾向が知りたいのだったら、日本英語検定協会のウェブサイトから無料で過去問がダウンロードできるので、それを見ればいいと思うんですよね。
準1級の過去問対策
教本なので、トレーニングブックなのかな?
各章にトレーニングという名の練習問題が、ちりばめられているのですが、これらを練習しただけで、合格できるようになるとは、思えません。練習量が少なすぎます。
そして、語彙の章のトレーニングは、やたら難しいという印象を受けました。この本を買って、語彙のところだけを勉強して、カウンターパンチをくらい、もうこの本を読むのはやめました。(そして、単語本の購入に踏み切りました。)
トレーニングが目的だったら、全問題集2017年度版 英検準1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)を買って、使ったほうがいいと思うのですが。
結局のところ、何から始めていいか、検討がつかない人向けの本なのでしょうか
そもそも、なぜ、私がこの本を購入したかというと、何から勉強をしたらいいか、さっぱりわからないので、本屋へ行って、とりあえず、これにしておくか、という程度の理由でした。
5級、4級、3級、準2級、2級と積み上げて合格してきた人は、英検の問題傾向について、心得ているけれど、私のように、英検を受けるのは、学生のとき以来20年ぶりで、超久しぶりです、という人にとっては、この手のガイド本が必要なのかもしれません。
で、問題の傾向と難易度がわかったところで、苦手分野の問題集を買っていただこうということなのでしょう。(旺文社の英検対策の広告ページもあるしね)。
結論として、私には、この本を買う必要があったとわかったので、めでたし、めでたし。
でも、次に1級対策するときは、教本は買う気ないので(笑)。語彙が弱点だとわかっているので、初めから、1級用の単語本を買うので。(やっぱりキクタン♪)
単行本 – 2016/7/29 旺文社 (編集)
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