地球に暮らす日々

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初めての中国語 間違えやすい発音「n」「ん」と発音したら通じませんから

      2017/03/03

幸か不幸か、私はあまり真面目に、中国語の発音を勉強したことがありません。
中国に留学していたこともあり、とにかく文法をたくさん勉強して、単語をたくさん覚えて、中国人とたくさん話そう、通じなかったら、紙に書いてみせよう、というタイプでした。

中国人の先生に、発音を直されることも多々ありましたが、ほとんど中国語が分からなかった当時、悲しいことに何を直されているのかもわかりませんでした。

そして、数週間、数か月、数年たって、「あ、あのとき先生が直したかったのは、この発音だったんだわー。」と気づいたことをご紹介します。

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「n」の発音 苦い思い出

「看(kan)」や「半(ban)」という単語は、初級で習う単語ですが、これを日本語風に「かん」や「ばん」と発音すると、中国人に通じません(泣)。「ka」「ba」までしか、聞き取ってくれないらしく、私は特に「半」の音が通じなくて苦労しました。

まずは、留学先の大学で、中国語の授業中、先生に「看(kan)」の発音が悪いと、注意されました。先生は、何度も模範の発音をしてくれましたが、何度私が発音してもできないので、途中であきらめました。実は、私、当時「a」の発音が悪いのだと思っていて、「n」が悪いのだとは、思いもよりませんでした。

中国人の友達と、会う約束をして、何時に会うか聞かれたので、中国語で「一点半」と答えたら、「一点?」と確認され、「一点半」と繰り返しても、また同じく「一点?」と聞かれました。今から思えば、私の下手くそな発音からすると、「yi dian ban」の「n」がきちんと発音されていなかったので、「yi dian ba(一時にしましょう)」と聞こえたのでしょう。

街に出て、北京市民の皆さんに、「どのくらい北京にいますか」と聞かれて、「半年(ban nian)」と答えると、「八年(ba nian)?」とびっくりされてしまいました。1人だけでなく、3人くらいに同じ反応をされ、ようやく自分の「n」の発音がおかしいのだと気づいたのでした。

今、日本人中国語初級者の発音を聞くと、やっぱり「n」の音が聞こえてこない人が多いです。

「n」の発音 その対策

というわけで、日本語の発音からアプローチしますが、「かん」「ばん」と発音した後、舌の位置に意識してください。こころもち、喉のほうに引き気味で、上顎にも、歯にもついていないでしょう。口は半開きになっていると思います。
これだと、中国語の「n」に聞こえません。

そして、「パン」、次に「パンダ」と言ってみてください。ただ、「パン」と発音すると、舌はどこにもついていないのに、「パンダ」と発音したときは、「ン」の音で、舌が上顎や歯茎についているのに、気づきませんでしょうか。この音がかなり、中国語の「n」の音に近いです。さらに、舌を前に出して、軽く歯で挟んでください。

中国語の「n」は、軽く舌先を歯で挟んで、舌が上顎にべっとりつくように、口を閉じて発音します。

中国人に、「一点半」や「半年」と発音して、意味が通じているなら、「n」の発音は合格です。






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 - カテゴリー: 中国語の学習