地球に暮らす日々

オンライン英会話体験などの英語学習、中国語学習、中華圏での生活、秋田の生活について語るブログです。

秋田にも真田幸村のゆかりの地があるとは 由利本荘市 妙慶寺

      2017/03/15

myokeiji1

由利本荘市岩城亀田町にある妙慶寺へ行ってきました。妙慶寺は、真田幸村の五女であり、亀田藩主の正室であった、御田(おでん)の方が、父母の菩提を弔い、真田家再興を願って建立したものです。

寺の宝物殿には、御田の方の遺品が納められています。

御田の方の本名は、真田直(なお)といいます。母親は、豊臣秀次の娘です。久保田(秋田)藩主、佐竹義宣の弟、佐竹宣家の側室として、迎え入れられました。

その後、佐竹宣家が亀田藩主となるに伴い、名を岩城宣隆と改名。直は正室となりました。

正室は通例、出自の家名で、呼ばれるため、直は「真田の方」と呼ばれるはずでしたが、徳川に立ち向かった真田の子孫であることを隠すため、「真田」の「田」の字をとって、「御田の方」と呼ばれたと言います。

と、以上、妙慶寺でいただいたパンフレットを参考にして、書きました。

「御田(おでん)の方」って、なんか変な名前、と思っていたので、由来がわかって、すっきり。

myokeiji2

お寺の山門です。車で来た方は、この山門をくぐって、左手の空き地に駐車してください。山門は狭いので、大きい車だと入れません。

その場合は、山門の前に止めるか、近くの天鷺村(テーマパーク)まで行って、駐車し、歩いてくるのがお勧めです。

myokeiji3

宝物殿を見学するには、お寺の玄関(普通のお宅風)に入り、チャイムを鳴らしてください。

案内をしてくださる、お寺の奥さんは、基本、火曜日はいらっしゃらないので、注意。それと、午後4時まで受け付けだそうです。

入館料300円を払って、宝物殿に入ります。

myokeiji4

わずか、32歳という若さで亡くなった御田の方を供養するために、夫である亀田藩主、岩城宣隆が、妙慶寺にゆかりの品々を奉納し、寺宝として守られてきました。

現代においては、宝物殿の中に、ショーケースを設置し、寺宝が痛まないように、陳列しています。

写真は、御田の方の肖像画。天鷺村にも、複写画がありましたが、こちらは本物です。

御田の方が使っている、脇掛(ひじ掛け)に注目。

myokeiji5

ショーケースのガラスが反射して、うまく写真が取れませんでしたが、こちらが実際に使われていた脇掛です。

あざやかな青色がすっかり色あせていますが、これを見て、御田の方は実在する人物なんだなあ、とひしひしと感じました。

myokeiji6

こちらの棒、なんだかわかります?

実は、御田の方が愛用していた薙刀(なぎなた)の柄。

刃のほうは、戦時中、金属が不足していたため、軍に没収されたそうです。刃があったら、国宝級の宝だったと、お寺の奥さんがお話しされていました。本当に残念ですね。

myokeiiji7

御田の方は、真田家の再興を願い、寺の井戸に、経文の字を書いた石を投げ入れながら、井戸の水をかぶりました。

(NHKの「真田丸」を見ていると、石田光成なんかがよく願掛けのために、井戸の水をかぶっていますよね。水がすごく冷たそうで、辛そうでした。)

のちに、井戸から石がすくいあげられ、こうして飾られています。井戸の底には、まだまだ石がたくさんあるそうです。いったい、どれだけ、石を投げ入れたのか。

myokeiji7

ちょっと、宝物殿から離れて、お寺の庭の画像になりますが、こちらが、御田の方が水をかぶった井戸の跡。

myokeiji8

こちらが話題の御田の方が着ていた甲冑です。

15、16歳当時に着ていたものだそうです。

六文銭がついた甲冑で、現存するものは、もうこれしかないとのこと。

紐などボロボロです。

六文銭も緑青がふいちゃっているし。

30年前に撮影した写真と比べても、だいぶ痛んでいるといますが、修繕するには500万~600万円かかるとのことです。

しかし、秋田県にはとてもそんな予算がありません。

できるだけ多くの人が、甲冑を見にきて、お金を落としていってくれないかなあ、と思いました。

宝物殿にはそのほか、狩野元信の観音像画、大阪城の地図、御田の方の弟が使っていた真剣などが、日本納められており、歴史好きの人には、見どころ満載です。

myokeiji10

御田の方と、母の隆清院の墓碑です。

真田の血を引く人たちの遺骨が収められているお墓は、お寺の近くの山中にあるそうです。

ところで、秋田県大館市には、真田幸村のものといわれる墓があるのです。亡くなった真田幸村は影武者で、ご本人は、御田の方嫁ぎ先を頼って、秋田へ移り住んだという伝説ですが。

詳しくは大館市のウェブサイトをご覧ください。伝説とともに残る真田幸村の墓

妙慶寺

住所: 〒018-1221 秋田県由利本荘市岩城亀田最上町字最上町104

電話:0184-72-2037

電車で来られる方は、天鷺村までの無料送迎バスを利用すると便利です。
天鷺村までのアクセスについては、こちらをご参照ください。

秋田にも真田幸村のゆかりの地があるとは 由利本荘市 天鷺村

こちらの記事もお勧めです。
日本海の夕日が見える温泉 「港の湯」 由利本荘市

ついに秋田も桜の季節になりました 由利本荘市 本荘公園


全国のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」






にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田県情報へ
にほんブログ村

 - カテゴリー: 秋田の観光