ひたすら寒かった「雪の動物園」 秋田市浜田大森山
運動不足になりがちな冬。ウォーキングがてら、「雪の動物園」とやらに、行ってきました。
大森山動物園が、冬の一定期間に、土日祝日だけ開園していると、知っていたものの、これまで、誰もいっしょに行ってくれる人がいなかったので、1月8日、ついに一人でも行くことにしました。(記事のアップが遅くなりましたが。)
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思えば、12月に入ってから、家と会社とスーパーにしか行っていません。移動には車を使い、駐車場から建物まで、最長で100メートルほどしかないので、いかに自分が防寒対策をせず、普段薄着であったか、知りませんでした。
駐車場から、歩いて、動物園の入り口に来る頃には、すっかり体が冷え込んでおり、もう帰ろうかなと思ったのですが、根性で決行。ちなみに、その日の最高気温は4.1度、最低気温はマイナス2度でした…。
雪の動物園に、タンチョウヅルがいるのは、理解できましたが、フラミンゴがいるのは、ちょっと気の毒に思いました。南の国にいる鳥なのでは…。
ご本人たちは、割と平気そうに見えましたが。さすがに、池に水は張られていませんでした。
カピパラが温泉に入っているところを見たかったのですが、ごく一部のショータイムにしか温泉に入っていないとのことです。
なので、暖かいカピパラ舎で、ぬくぬくお食事をしているところを観察しました。
寒さ快適、幸せそうなペンギンたち。
水の中で、お魚をとって、食べてました。ペンギンを見ている子供が、水槽をたたくと寄ってきてくれて、可愛かったです。
寒さに我慢ができなくなり、暖房が効いているサル舎で休憩しました。温風ヒーターの前で、しばし、まどろんでいました。
サルの写真を撮らなくては!と、意気込みましたが、途中で鼻水がたれてきて、ティッシュを取ろうと、バッグの中をガサガサと漁りました。
ティッシュをとって、ふと、顔をあげると、ガラス越しに、物欲しげに手を延ばしているサルが数匹見えました。
これは、お菓子ではありません!とばかりに、目の前で、鼻をかんやりました。
こんな寒い日は、キツネのエリマキがほしいなあ、なんてね。写真にうまくとれませんでしたが、このキツネがとにかく、寒くて辛いです、という表情をしていたのですよ。
雪の動物園の主役であるはずのシンリンオオカミは、キツネよりさらに辛そうな表情で、タレ目になっちゃってました。そのうえ、クンクン、オンオーンと泣いていました。絶対、寒いから、泣いているんだって。
ここで、動物園を出て、デパートのペットコーナーに行き、中型犬用と大型犬用のお洋服を買い求め、キツネさんとオオカミさんに着せてあげたくなりました。
イヌ科の動物は情けない様子でしたが、ピューマは毅然としていました。やはり、ネコ科の動物はプライドが高いと見えました。
雪の上に寝ているところを見ると、アムールトラは本当に寒さが平気みたい。この子はメスで、そのあと、オスのところへ行って、じゃれつくくらい、余裕でした。
ライオンは、ネコ科?始終、歩き回りながら、ウォーと恐ろしい雄たけびを上げていましたよ。よく考えたら、あれも「寒いよー」という叫びだったのでしょう。まあ、生息地がアフリカだから。
フタコブラクダさんも、平気そうでした。私は、いよいよ、凍えて平気じゃなくなってきたので、とっとと退散しました。結局、園内を1キロメートルも歩けませんでした。
これから、冬に大森山動物園に行かれる方は、くれぐれも、防寒対策をしていってください。
では、では、また~。
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