『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』を読んだ感想
2018/07/08
炭水化物(糖質)を制限するダイエットを半信半疑で試してみたら、1か月で簡単に4キロ痩せました。
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ご飯やパンなどの主食を取らない、というシンプルな方法でありながら、効果が大きく、短期間で痩せすぎるのはどうかなと不安になり、ちょっとは主食を食べるようにしました。
それでも効果はじわじわと続き、始めてから半年経つ現在のところで、6~7キロ減。
これまで太るからと控えていた、肉、卵、チーズ、バター、アボカド、マヨネーズ、ナッツ類をたくさん食べても痩せるので、私にとっては、楽に続けられるダイエット方法です。
楽に続けられるのに、効果があるなんて不思議だな~と思っていたところ、本書を目にし、読んでみました。
を利用すると無料で読めたので、お気軽に読んでしまったというのもありますが。
炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)
夏井 睦 (著)
まずは、タイトル「炭水化物が人類を滅ぼす」というの、大げさですね。そこまで、炭水化物を悪く言わなくてもいいのでは?
しかしながら、糖質制限ダイエットに効果があった私としては、多くの読者をひきつけるために、多少大げさなタイトルを付けても許せる気がします。
本書には、糖質制限ダイエットで痩せる理由と、ダイエット法について、詳しく書かれています。なので、これから糖質制限ダイエットを始めたいという方にお勧め。
読みやすい文章ですし。
本書の前半はダイエットについてですが、後半は、為政者がいかに糖質(白米・白砂糖)で庶民を操ってきたかとか、低栄養状態で生きる動物の謎とかが、書かれていて読み物としておもしろかったです。
私も青汁一杯で生きられるように、腸内細菌が進化してくれないかな。食費が浮いて、お金が貯まりそうです。
ところで、著者の体験、糖質制限ダイエットをして、「昼食後に居眠りしなくなった」というの、私も実感しています。
糖質を制限すると、血糖値が急激に上昇したり、下降しなくなるからなのでしょうけど、食後も頭がすっきりしているし、胃ももたれないし、数時間後に急激にお腹が減るということもありません。
そんなわけで、今は、痩せる目的よりも、「食後のスッキリ感」を求めて、仕事がある日は炭水化物を控えています。お休みの日は、ラーメン食べたり、チャーハン食べたりしてしまいますけどね。
ただ、いくら糖質を多く含んでいるからといって、本書にあるとおり、にんじん、玉ねぎ、ごぼう、レンコン、カボチャまで控えてしまうのは、ちょっと抵抗が…。
食物繊維やビタミンなど、体に良さそうな栄養素をたくさん含んでいるので、極端に制限したら、他の面で弊害が出そうです。
果物も美容のために、食べてもいいような。米や麦でも、あまり精製していないものは、食後の血糖値の上昇が緩やかだし。そういえば、以前、白米を十六穀米に置き換えて食べるだけで、痩せたことがありました。
糖質制限ダイエットをすると、老化が早くなるという、ウソかホントかわからない、恐ろしい噂もあるわけで、何事もほどほどにしたいと思う私でした。
では、では~。
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