地球に暮らす日々

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シンガポールの病院体験 熱帯魚と小さなクリニック

      2016/08/29

シンガポールに来て数年たつと、生活にも慣れて、シンガポールの普通の人々が行く病院に通うようになりました。

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会社勤めの人が、朝起きて具合が悪いと、会社に電話して「熱があるので休みます」とか言えば、のちのち有給休暇扱いしてもらえますが、シンガポールの場合、会社によりますが、有給休暇は事前に申請し、上司の許可を取らなければいけません。

じゃあ、急病のときに困るじゃない、となりますが、シンガポールには、通常の有給休暇のほうかに、MCとよばれる病気休暇があり、シンガポール人は、わりと気軽に利用しています。あんまり大きい声で言えませんが、ずる休みにも利用されているようです。

ただし、MCを取るには、病院へ行って、医者から証明書をもらわなければなりません。

ちょっと休んでいれば治りそうな頭痛や腹痛のときは、家で休んで、少し元気になったころ、家から近いファミリークリニックへ病気の証明書をもらいに行ってました。

Upper East Coast Rdにあるファミリークリニック

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数年間で、20回は通った、108 Upper East Coast Rdにある小さなクリニックです。(グーグルマップで、クリニックの外観が見れます)

クリニックのドアを開けると、すぐ受付と待合室があり、受付の人が一人で、お医者さんが一人で、診療していました。

シンガポールには、このように小さなクリニックが、住宅地に町医者的存在として、たくさんあります。

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私がなぜ、数あるクリニックのうち、このクリニックに通ったかというと、会社の保険が効いたからという理由のほかに、待合室に熱帯魚の水槽があったからです。

スキューバダイビング好きの私は、熱帯魚を見ると、心やすらぎます。

写真のマンダリンフィッシュと、エビ。インドネシアの海を思い出して、本当に心がなごみました。

この病院、診療受付時間が、月曜から金曜は午前9時から午後1時。午後6時から9時。土曜は、午前9時から午後1時。休診日は日曜日と祝日でした。

なので、ちょっとした風邪のときなど、会社が終わってからでも診察してもらってました。
あと、暑さで、皮膚がかゆくなるときがあるので、かゆみ止めの薬を処方してもらったり。(なぜか、市販の薬は効きませんでした。)

診療時間が長くて、とても便利でしたが、先生1人しかいないのに、日、祝日だけが休診なんて、働きすぎじゃないのかな、と時折先生の体が心配になりました。






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