シンガポールの病院体験 公立病院で救急外来と専門医
2017/01/25
チャンギ総合病院の救急外来へ行く
チャンギ総合病院は、シンガポール、イースト地区で一番大きい公立病院です。
シンガポールに来てから、2年ほどは、日本の海外旅行傷害保険に入っていたので、日系の高い私立病院をばんばん利用していたのですが、3年目で現地に慣れてくると必要ないかな、と加入をやめてしまいました。
現地採用の身分で、会社が加入してくれる保険では、日系の私立病院の費用をカバーできなかったので、ちょっとひどい病気のときは、家からも会社からも近い、チャンギ総合病院に、何度かお世話になりました。
とはいえ、まっとうな時間に、病院にでかけたことはなく、毎度、病状が急変して、慌てて、救急外来に行ってました。
シンガポールに在住して長い友人いわく、普通に病院に行ったら、何時間も待たされるので、救急外来に行ったほうがいいということでした。
救急外来のスタッフは、みなさん親切で手際がよかったです
救急外来に行ったのは、過去3回です。そのときの症状は、
1回目 胃が痛くて、下痢をするのが1週間以上続く。だるくて起き上がれないことも。
2回目 咳が3か月以上とまらない。そのうち、せき込んで話もできなくなった。
3回目 路上を歩いていたら、失神してしまった。今は、何でもないようだけど、
念のため病院に行く。
というものでした。救急車で運ばれるほど、ひどい状態ではなかったので、一人でタクシーで病院へ行きました。
救急外来についてからの、流れは以下のとおりです。
1.受付で症状を話し、身分証を提示して、名前、住所などを簡単に記入。
2.5分もしないうちに、名前を呼ばれて、小部屋に入る。看護婦さんに、
症状を話しながら、そのときの症状によって、血圧をはかったり、血糖値をはかった
り、尿検査の指示をされる。
医者との診察の案内をされるが、緊急を要する病状ではないと、判定されたので、
それから診察まで1時間くらい待たされる。
3.医者と診察。医者の判断で、血液検査、レントゲンなどを指示される。
失神したときは、心電図、MRIまでやらされました。
4.それぞれの検査部門へ行って、検査。
5.検査30分後くらいで、再度医者の診察を受ける。
6.またまた、30分くらい待って、次回の診察の指示をもらって、お金を払って、
お薬をもらう。
緊急外来なので、研修医が多いです。
1回目の先生のときは、研修医ではなかったみたいで、胃に来るただの風邪なので、こんな病気で救急外来に来ないでくれと言われました。
2回目と、3回目のときは、本当に若いおにいちゃん、おねえちゃん先生で、さんざん検査をしたあげく、専門医にかかってくれと言われました。そして、後日、あらためて、専門医にかかることになりました。
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