DMM英会話 THEの用法 大アマゾンは、支流の集合体だからtheがつくのね
2018/09/16
以前、アメリカ人の先生とレッスンしていて、"United States"(合衆国)と言うと、"the United States"と直されました。私にとって、国名にtheが付くか付かないかなんて、どうでもいいことなのですが、アメリカ人にとっては、大切らしいです(笑)。
また、エベレストは、"Mt.Everest"で、theが付かないのに、ヒマラヤ山脈は、"the Himalayas"、とtheが付くそうです。どうして、同じ山を表わす言葉なのに、違うのでしょう。イライラします。
Theの用法、中学・高校のとき、きちんと習わなかったのか、それとも教えてもらえなかったのか…。現在、DMM英会話を勉強していて、いいテキストを見つけたので、定冠詞"the"について、まじめに勉強しています。
以下、レッスンの感想や、レッスン風景、レッスン後に考察したことを書きます。
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今回のレッスン・テキストと先生
教材は、こちらマーフィーのケンブリッジ英文法(中級版)。DMM英会話のレッスンで、予約すると無料で使えます。
今回は、テキストのUnit75を勉強しました。Unit75の学習項目のメインは、
地名(国、都市、山、川、湖、海、砂漠)、方角について、theが付くか付かないか
という内容です。(人名についても、theがつくかつかないか触れられています。)
今回のテーマは、地理というわけでございます。
担当してくださった先生は、30代のフィリピン人男性。アメリカ英語をバリバリ話します。気さくで、私がお世話になっている先生の中で、いちばん何でも話しやすい先生です。同じ東洋人で、親しみが沸くからかもしれません。
今回のレッスンでは、テキスト1ページの文法の例文を、先生のあとについて読み、本の内容にそって解説してもらうことから始まりました。
theが付ない国名と、付く国名
国名として、Japan, Canada, France, Brazilには、theが付かないのに、
the United States, the United Kingdom, the Czech Republicには、theが付くのであります。なんでなの~。
テキストでは、
と解説していました。レッスン後、ネットで検索した記事の中には、一般名詞を含む国名には、theが付くと書いてありました。なるほど~。
ワタクシ的にイメージを膨らませると、同じようなものが集まって、一つの大きな集合体になると、theが付くのでは、という感じです。
the United States of America(アメリカ合衆国)は、state(州)が集まってできた国だし、
the United Kingdom(イギリス)は、イングランド、スコットランド、ウェールズなどが集まってできた国です。 the Czech Republic(チェコ共和国)にいたっては、Republicという単語から、人民が集まってできた国というイメージ。
フィリピンの英語での国名は、the Philippinesです。the Philippine Islands(フィリピン諸島)の略なのだそうです。島の集まりで出きた国だから、theが付くのか、と納得しました。ちなみに、Philippineという名前は、スペインのフェリペ皇太子に由来するとか。(ウィキペディア フィリピンより)
the Middle East(中東)というのも、あの付近に集まっているいろんな国の総称だからtheが付くのではないの~、と先生はおっしゃっていました。テキストでは、
という解説になってましたけど。
山にはtheが付かないのに、山脈にはtheが付く
そして、エベレストは、Mt.Everestで、theが付かないのに、
ヒマラヤ山脈は、the Himalayas、とtheが付くのです。
レッスン後、調べたら、the Himalayasは、the Himalaya Mountainsの略だと知りました。国名のときと同じく、山(同じようなもの)が集まって、山脈(一つの大きな集合体)になると、theが付くというわけです。
テキストでは、
と解説されていました。
湖にはtheが付かないのに、川や海にはtheが付く
Lake Superior(スペリオル湖)や、Lake Victoriaには、theが付かないのに、
the Amazon(アマゾン川)、the Panama Canal(パナマ運河)、the Atlantic(大西洋)、the Indian Ocean(インド洋)とtheが付くんですよねえ。同じ水関係なのに、覚えにくいなあ。
と、ここで思ったのですが、湖って、たいてい丸く小さくまとまっているものが多いですよね。これは、秋田県の田沢湖の写真なんですけれど。
一方、川は、山水チョロチョロに始まり、支流がたくさん集まって、大きな一つの川になります。下はアマゾン川の写真です。
支流(同じようなもの)が集まって、川(一つの大きな集合体)になるので、theが付く
と納得することにしました。集合体といえば、日本語でも、「大アマゾン」、なんていいますものね。海や大洋は、川の集合体なので、やっぱりtheが付くのかな。
湖も川につながっているとは思うんだけど、湖の成り立ちって、地下水とか、雨水がたまってできるのが主なので、単体というイメージなんのでしょうか。
まとめ
ということで、英語の固有名詞において、地名に関しては、同じようなものが集まって、一つの大きな集合体になると、theが付くと理解しました。
アメリカ合衆国 the United States (州の集合体)
フィリピン the Philippines (島の集合体)
ヒマラヤ山脈 the Himalayas (山の集合体)
アマゾン川 the Amazon (支流の集合体)
インド洋 the Indian Ocean (川の集合体)
まあ、この理論でこじつけられない、地名もありそうですけどね。
Unit75の1ページ目解説は、理解するのに、いろいろ考え込んで辛かったですが、2ページ目の練習問題は地理のクイズみたいで、けっこう楽しかったです。
この記事を読んで、気になったら、ぜひ、DMM英会話のレッスンを受けてみてくださいね。
テキストはアマゾンでも買えます。
では、では~。
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