白い硫黄泉とラジウム鉱泉が楽しめる、「金浦温泉・学校の栖(すみか)」
海外在住のおり、一時帰国中に行った、秋田県にかほ市にある金浦温泉が忘れられず、再訪となりました。当時は、古き良き日本というか、田舎のひなびた宿の風情にたいへん感動したものです。
目的地に向かって、国道7号線をそれると、景色は田んぼと畑と山という、緑一色となりました。
都会の喧騒に疲れた方にもおすすめのお宿です。
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こちらのお宿はもと、学校だったという名残で…。
お部屋には、「〇年〇組」などというプレートが、掲げられていました。
ロビーには、なつかしい煙突付きのストーブがありました。
中庭に、比内鶏のメンドリが何羽か見えたので、写真を撮ろうとしましたが、警戒の叫び声をあげ、逃げてしまったので、撮れませんでした。
日帰り温泉入浴料500円のところ、『あきた日帰り温泉パスポート』のクーポン券を使ったので、半額の250円となりました。
さて、こちらの廊下の突き当たり、左手を曲がると、なかなか素敵な食堂があるのですが、この日はあいにく臨時休業。食堂目当ての方は、温泉へ行く前に、前もってその日に食堂が営業しているかどうか、聞きましょう。
右へ曲がって少し歩くと、大浴場です。
大浴場入口の暖簾が、オレンジなので、女風呂とわからず、最初見逃してしまいました。女風呂の暖簾は赤だと、すっかり刷り込まれている私です。
脱衣所の様子。ロッカーは、コインを入れずに使えるタイプだったので、嬉しかったです。ロッカーのほかに、脱衣籠が用意してあるのも、よかった。
浴室の写真は、こちらをごらんください。こちらの写真だと、浴場内は明るくて、キレイなのですが、実際はもうちょっと暗くて、古い感じ。
硫黄のせいで、水道の蛇口など、少々痛んじゃっています。欲を言えば、そとの景色が見えると、嬉しいのですが。
内風呂は、世界的に希少価値のある北投石のラジウム鉱泉と、白濁した硫黄泉(熱いのと冷たいの)と、計3つ。
ラジウム鉱泉に入ってみましたが、普通のお湯と何が違うのかあまりわかりませんでした。あはあは。ということで、熱い硫黄泉に浸かり、体がほてっては、冷たい硫黄泉に入るということを繰り返しておりました。
冷たいほうは湯船が小さく、大人2人が入れるかな?という程度の大きさなので、混んでいる日は、入りにくいかもしれません。
入ったあとは、皮膚がつるつるになったし、蚊にさされたあとのかゆみが、一次的に収まりました。ただ、ここの硫黄泉は匂いがきつく、風呂上りに着た服にも、匂いがしみついてしまいました。
せっかく薬効がある温泉ですが、翌日会社だったので、硫黄臭い体で出社するわけにもいかず、家に帰ってもう一度お風呂に入ってしまいました。ざんねーん。
金浦温泉・学校の栖(すみか)
電話: 0184-38-3883
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