地球に暮らす日々

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シンガポールの屋台でフルーツの王様ドリアンを食べよう!できれば「猫山王」を

      2017/03/28

durian

フルーツの王様ドリアン。初めて食べたのは、ちょうど、香港との堺にある、中国南部の町ででした。一口食べた瞬間、ビリビリとした刺激があり、吐き出してしまいました。匂いも強烈だし、それが食べ物とは思えなかった、というのが正直な感想です。

しかし、シンガポールに移って以来、私はことあるごとに、ドリアンフリークの友人、知人に、ドリアンを食べるように勧められるようになったのです。地元の人だけではなく、日本人の友人にも。

ドリアンは、熱帯地方においては、愛され果物ですからね。シンガポールでも、いたるところで、売っています。

ドリアン好きの友人たちに言わせると、ドリアンにもいろいろ種類があり、私が食べたのは、あまりいい品種ではなく、しかも、熟してなかったのでは、ということ。

メロンなら、「マスクメロン」、ぶどうなら「巨峰」。そして、ドリアンにも高級品種があるそうです。私も、シンガポールに住んで以来、ドリアンの匂いに慣れてきたので、もう1回食べてみてもいいかな?と思いました。

さて、そのドリアンの高級品種の名は、「猫山王」といいます。なんで、ドリアンの種類に猫なんだろう?そんなことは、どうでもよく、友人3人とドリアンを食べに行くことになりました。

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地下鉄アルジュニード駅へ集合

目的地は、ゲイラン地区です。ゲイラン地区というと、シンガポールでは、公娼街として有名ですが、安くておいしい中華料理店がたくさんあるところです。そして、ドリアン屋台も。屋台で買ったドリアンを、その場で割ってもらって食べるという、ワイルドな企画です。

夕方6時、暑さがやわらいだころ、地下鉄アルジュニード駅で、友人たちと、待ち合わせをしました。ゲイランへのアクセスは、この地下鉄駅が便利です。

ゲイラン、シンガポールの中で、怪しい場所と言われつつ、通りを歩いているだけなら、いたって安全。

ノーサインボードで、軽く腹ごしらえ

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まずは、海鮮料理のお店で有名な「ノーサインボード」で、軽くお食事しました。ドリアンはデザートとして食べるので。

ノーサインボードは、支店がたくさんあり、クラークキーとか、マリーナベイにあるお店は、高級感あふれて近寄りがたいというのに、ゲイランにあるお店は、町に馴染んだ庶民風なのです。屋外のお店で、きわめて、ホーカーに近い感じ。椅子なんかプラスチックだし。空調もなし。

お値段もほかの支店に比べて、お安めです。チリクラブを頼みました。それと、野菜の炒めものを少し。それから、ビールも。東南アジアでは、ドリアンを食べながら、ビールを飲むと死ぬと言われていますが、迷信のようです。でも、ドリアンを食べると、胃の中で膨張するので、炭酸系の飲み物をいっしょに取るのは、避けたほうがよいとか。

周囲の人々もガヤガヤと騒がしく楽しそうで、東南アジアというムード満点の中、食事しました。ちょっと残念だったのは、道路すぐそばだったので、車のエンジン音と排気ガスが気になったところかな。

ノー サインボード シーフード レストラン (ゲイラン店)
No Signboard Seafood Restaurant (Geylang)

住所:414 Geylang Road, Singapore 389392

営業時間:12時~1時

ドリアン屋台で「猫山王」を賞味

夕食の後、ノーサインボードの店があるゲイランロードから一本北へ行った、シムズアベニュー(Sims Avenue)を歩き回りました。このあたりは、ドリアン屋台が並んでいるのです。何軒か屋台がある中、めざす「猫山王」をたくさん置いてある店に決めました。

そして、適当なドリアンを選びました。値段は、50シンガポールドル。日本円に直してみてください。そのときのレートにもよりますが、果物1個にしては、決して安いお値段ではありません。

お店に、椅子とテーブルが置いてあるので、屋台で選んだドリアンをその場で割ってもらい、食べるというシステムです。お店の人に、大きなナタで割ってもらうと、強烈な匂いとともに、黄色い、ねっとりとした身があらわれます。食べてみると、いままでドリアン嫌いだと思っていたのが、嘘のようにおいしく食べられました。

やはり、私がそれまでに食べたドリアンは、安物でかつ熟してなかったということです。

ドリアンのお供には、ココナッツジュースを飲みました。ココナツもその場で買ったものを、ナタで割ってもらい、中のジュースをストローで飲みます。漢方的に、ドリアンは体を熱くするもの、ココナツは体を冷やすものだそうなので、食べ合わせがいいそうです。

量的には、ドリアン一つを4人で食べて、もうちょっと食べたいというくらいでした。それくらいの量が無難だと思いますが、ドリアン好きには物足りないかも。

ちなみにお店には、ドリアンを食べるお客さん用の水道があるので、食べる前も、食べた後も、気持ちよく手が洗えました。

帰り道、なにか変な誤解を受ける

チリクラブにドリアンと、南国グルメを満喫し、すっかりいい気分で、友人たちと別れ、バス停に向かいました。

バスの時刻表を眺めていると、一人の男性に「日本人ですか。(英語)」と話しかけれました。「そうです。」と答えると、「旅行者ですか。」と聞かれたので、「いいえ。シンガポールで働いています。」と答えました。すると、さらに、その男性は、「どこで働いているんですか。」と聞いてきたので、うるさいなあと思いつつ、「このあたりです。」と答えました。

当時、本当に、バス停から3キロくらいのところにある日系企業で、事務員として働いていたので。でも、知らない人に、会社名まで教える義務はないし。

すると、その男性は突然目を輝かせ、「今晩、100ドルで、私といっしょに夜を過ごしてくれませんか。」と言ってきました。

彼は、私に対して何か大きな誤解をしているようでした。どんな誤解かは、書きませんが。引きつりながら、「いいえ、ちょっと。」とアワアワしていると、「120ドルでは?」と言ってきたので、困ってしまい、たまたま来たバスに乗り込んで逃げました。

ゲイラン、女性が夜一人で歩いても、危ない場所ではありませんが、このように誤解を受けることもあるので、用が済んだら、さっさとタクシーに乗って去るのが、無難かもしれません。

おわりに

いかがでしたか。

ぜひ、屋台で、新鮮なドリアンを食べてみてくださいね。

そうそう、ドリアンには、旬があるんです。6月から8月、11月から12月がドリアンの旬です。私が食べたのは、6月の終わりでまさに旬のころでした。

ぜひぜひ、ゲイランでグルメを楽しみながら、ディープなシンガポールを楽しんでください。女性は、変な誤解をされないように、例えバス停であっても、一人で立ちすくむことはしないように。(笑)!






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