地球に暮らす日々

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『TOEICテスト990点全方位文法・語彙』を解いてみた感想など

      2017/02/09

TOEICを受験するにあたって、TOEICの公式問題集は持っているのですが、まずは語彙を増やしたいと思い、こちらの本を購入しました。

あんまり多種の本を置いていない秋田の書店において、本棚に並んでいるということは、きっと売れている(=よい)本であるに違いないと思ったので(笑)。

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最初は「キクタン」を買うつもりだったのですが

実は、当初、「キクタン」を買うつもりだったのです。前回受けたTOEICの点数が、800点以上だったので、次は、キクタンTOEIC990を買おうかな、と思ってました。ところが、書店で実際に手に取ってみると、ほとんどの単語に見覚えがあったので、買うのをやめました。

見覚えがある単語でも、日本語の意味が、私が覚えていたのと違うものが、たくさんあったので、買おうかな、とも一瞬迷いましたが。

キクタンは、「英単語一つに対して、日本語の意味を一つ」を、比較的ラクに覚えられるので、好きなのです。でも、TOEICは英語の運用能力を試すテストで、英単語の意味だけ覚えても、あまり役に立たないと思い、やはり購入を却下。

結局、TOEICの勉強には、単語本は使わずに、実際のテストの問題形式に近い問題が掲載された問題集を使うことにしました。

そして、「キクタンTOEIC990」の隣にあった本書を手に取りました

「990点全方位」と、おどろおどろしいタイトルですが、中身はわりと普通の造りでした。ちなみに「990点全方位」シリーズには、リーディングもリスニングの本があるそうです。

TOEIC(R)テスト990点全方位文法・語彙 (全方位対策シリーズ)

2012/7/31
中村 紳一郎 (著), Susan Anderton (著), 小林 美和 (著)

本書の「ウリ」とするところ

正解だけを選ぶのではなく、ほかの3つが誤答である理由を考えることで、ケアレスミスを防ぎ、得点力をアップする。

だそうです。

TOEICと言えば、速さが勝負というイメージがあり、これまでは、part5やpart6は、問題文や選択肢を全部読まず、さらっと全体を見て、「これだ!」と思ったものを素早くマークしていました。

でも、高得点を狙うには、それじゃダメなんですね。

本書を解いてみて、結構ケアレスミスをしている自分に気がつきました。英文を読める速度も以前より上がってきていることだし、ちゃんと読もう、と反省しました。

公式問題集よりも、解説が丁寧で、他の選択肢がなぜダメなのか書いてあるところも、勉強になりました。

本書の構成が好き

本書は、3部構成。Stage1が弱点分析テスト52問、Stage2が全方位トレーニング260問、Stage3が総仕上げ模試52問となっております。

Stage2がいいですね。見開き左右のページに問題が、8問くらいあり、次のページが解答・解説になっているというところが、私の好きなタイプの問題集です。問題と解答・解説のページ数が離れている問題集だと、つい解答・解説のページ数を切り離してしまい、後で紛失させてしまったりするので。

左右のページに8問程度しかついていないので、問題のページに、スカスカ感を若干感じますが、このスカスカ感が難しい問題を心なしか実際より易しく見せている気がします。

著者、および編集者からの要望は、スカスカしているところは(という表現は使っていませんが)、メモとして使ってほしいとのこと。

アマゾンの書評はイマイチですが

私は、この本、けっこう好きだなあ。結局、自分にとっていい問題集かどうかは、「勉強しやすい」、「もっと解説が読みたくなる」、「繰り返し解きたくなる」もの、ではないでしょうか。

ただ、ちょっと、「うーん、と思うところ」は、繰り返し解こうとしても、一回解いた問題は、正解を覚えてしまっていることが多くて、勉強にならないということ。

800点以上、取れるようになったら、どの問題集を使っても、同じことが起こるのでしょうが、まあ、他の問題集を解いてみて、正解を忘れたころ、また解いてみるつもりです。






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 - カテゴリー: TOEIC