キャンプのときに防災グッズを使ってみたら、ためになるかも?
土曜日の午後、市のとある国際交流関係の団体が開催する、地震などの災害に備える研修会に参加してきました。講師は、普段、秋田市内の医療短大で、看護の講義をされている先生です。
しかし、その風貌は先生らしからず、まるで自衛隊のレンジャー隊員か、さすらいのキャンパーのようでした。
先生いわく、キャンプの経験がある人は、被災したとき、生き残れる確率が高いとのことです。ということから、キャンプを通して、楽しみながら、防災について学びましょう、と熱く語っていらっしゃいました。
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研修会中、特におもしろかったのが、防災グッズの紹介と、その使い方です。どんなグッズだったか、ちょっとご紹介しますね。
なお、先生のご紹介されたグッズを紹介するさいに、イメージを持ちやすいように、アマゾンの商品の中で、似ているものを張りつけてみました。
あると便利な防災用具 編
ソーラーライト
自然災害が起こると、付随して必ず起こるのが停電です。
小学校などの避難所に大勢で、避難していると、停電のため、夜は真っ暗闇で、ライトがないと、トイレにも行けないという悲劇的状況に陥るそうです。
この商品は、太陽で充電でき、軽くて折り畳み式なので、普段から、バッグの中にも楽に忍ばせておけます。
さらに、スマホなどの充電器にもなるとのことです。へーっつ。
携帯用 浄水器
災害時、水をどうやって調達するかも、大事な問題。そんなときに、池や川の水から飲料水を作ってしまえるのが、浄水器です。
水の中に生物が住んでいれば、100%飲めるとのこと。オシッコからも飲料水が作れる。。。って、真実なのでしょうが、あまりにもサバイバルすぎて、ついていけません。
先生が、紹介されていたのは、もっと容量が大きく、大人数の飲料水が作れる製品でした。(何か、点滴のバッグのようでした。)
ファイヤースターター
いくら、防災グッズを完璧に揃えていても、いざ津波がもうすぐ来る!と行ったときに、防災グッズを全部抱えて、すばやく逃げることができるでしょうか。
答えは、もちろん、ノー。そして、家に防災グッズがあっても、外出先で被災し、家に帰れなくなったら、やはり防災グッズは意味をなくしてしまいます。
ファイヤースターターは、先生が防災グッズとして、常に携帯しているものの一つだそうです。先生がお持ちだったのは、棒状のものではなく、縄状のものだったのですが。これがあればいつでも火を起こせる、便利!とのこと。
ちなみに、燃料として備えておけば、便利なのは、松ぼっくりと、牛乳パックを切り裂いたもの。松ぼっくりには、松の油がついているので、それはもう、よく燃えるんだそうです。キャンプなんかで、試してみたいですね。
ホイッスル
もう一つ、先生が常に身につけているものだそうです。被災し、万が一、瓦礫に閉じ込められてしまった場合、どうやって助けを呼ぶか。声を出して叫ぶにも、体力を使いますよね。
そんなときに、助けてくれるのが、ホイッスルです。
個人的には、防災用具として、このホイッスルに一番惹かれました。いざ助けを求めるべきときに、声が出せなかった経験があるので。海外で、ひったくりをされたときのことなんですが、あまりに動転して、声が出ませんでした。
なので、瓦礫に閉じ込められて、声が出せない自分というのをつい想像してしまい、あ、これは購入しておこう、と思ったのでした。
非常食 編
つづいて、非常食を試食しました。
袋を開けて、そのまま食べられるタイプ
お湯を入れて、作るタイプ
お湯を入れる量によって、五目ごはん(ピラフ)になったり、おじや(リゾット)になったりするところがおもしろいです。お味は、美味というほどではなかったのですが、十分おいしく食べられるレベル。
これもキャンプなどで、試してみたら、おもしろそうですね。温泉の湯治場にもっていってみるのも、アリかもしれません。
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