カンボジアの旅2015 3日目 ベンメリア遺跡とトンレサップ湖
2016/08/29
次に、ロリュオス遺跡3つめのバコンへ向かいました。
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ロリュオス遺跡群 バコン寺院
これまでに、何度か修復されているとのことで、ロリュオス遺跡群の中で、バコンは比較的保存状態がよく、寺院に上って見学することができました。
寺院に至るまでの参道に、ブーゲンビリヤの花が植えられていて、華やかでした。
裏門から、寺院を後にしました。
途中、地雷で手足を失った人たちが、弦楽器で「アリラン」を弾いてくれました。私を韓国人だと思ったのでしょう。ガイドさんと、二言三言話をしていると、今度は「桜」の曲に変わりました。
あの人たち、少し日本語がわかるのかなあ。
カンボジア料理店で、昼食をとり(またもレストランでは私一人)、トンレサップ湖に向かいました。
トンレサップ湖クルーズ
アンコール・トムの寺院にも、トンレサップ湖で漁をする人々のレリーフがありました。
観光用ボートに乗って、運河から湖に向かいます。
ボートに乗っているのは、私、ガイド、船頭の計3人でした。もともと小さいボートで、10人くらいしか乗れないようでしたが。
魚釣りをする親子もいて、のどかでした。
私が訪れたのは5月です。乾季で運河が浅くて、途中ボートが底についてしまったのか、何度かボートが止まりました。その都度、船頭が棒のようなもので、底をつついて、脱出しました。
運河を深くするために、重機で川底を掘っていました。掘りあげられた泥が、岸に積まれているのが見えました。
水上生活者のほとんどが、ベトナムからの難民だそうです。土地に住める自分が恵まれていると思いました。
土産物屋、兼レストランに寄りました。魚のほかに、ワニも養殖していて、ワニ皮製品のお土産が多かったです。
そのほかに、トンレサップ湖で捕れる魚を説明した、図が貼られていました。残念なことに、トンレサップ湖の水位が年々下がっていることから、漁獲高も減っているそうです。
たしかに、水が少な過ぎて濁り、あまり衛生的な水には見えません。そんな中、レストランで、ビールを飲みながら蝦料理を食べている観光客がいました。ガイドさんいわく、私だったら、こんな汚い水に住んでいる蝦は食べない、とのこと。
トンレサップ湖に限っては、水位があがって、水がきれいな雨季(11月ごろ)の観光がおすすめです。
アンコール国立博物館と夕食
トンレサップ湖からシェリムアップ市内に戻り、ホテルに帰る予定でしたが、もうちょっと何か見たくて、本来の休憩時間を自由行動にあてることにしました。
ちょうど宿泊先ホテル近くに、アンコール国立博物館があり、そこで車から降ろしてもらいました。
なかなか見ごたえがありました。冷房も近代施設で、冷房もきいているし。
ここで飲んだサトウキビジュースがおいしかったです。熟れたサトウキビの味、そう黒糖の味だったのです。香港やシンガポールで飲んだ青臭いサトウキビジュースとは大違い。写真にとらなかったのが残念。
夕食は、フランスコース料理でした。これを持ちまして、ツアーは終了です。翌朝、シンガポールに向かいました。シェリムアップ空港で、Wi-Fiが使えて驚きました。免税店では、カンボジアシルクの製品が充実していて、いっぱい買ってしまいました。
これにて、おしまいです。
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