地球に暮らす日々

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カンボジアの旅2015 2日目 バンテアイ・スレイとアンコール・ワット

      2016/08/29

今回の旅の目玉、アンコール・ワット。

12世紀前半、アンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥー教寺院として建設。

その後、16世紀にソター王によって、仏教寺院へと改修された、そうです。

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アンコール・ワット寺院

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西大門から入り、参道を通って、寺院に向かいます。寺院まで原っぱをけっこう歩きました。

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寺院と聖池。

乾季で、本当に池の水が少なくて、角度を調整して、なんとか池が写る写真に収めました。

ちょっと、右にずらすと、原っぱと寺院という構図となります。

左手には、土産物屋、ちょっとした食堂が並んでいました。

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寺院に入り、塔をめざして、歩きながら、回廊のレリーフを鑑賞しました。
強そうだし、けっこうイイ男ではなくて?と写真に撮りましたが、実は、インドのラーマーヤナという物語に出てくる、魔王ラーヴァナという悪役でした。
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魔王の車に踏みつぶされる人々が、かわいそう。
ラーマーヤナの主人公、弓をひくラーマ王子の写真も撮っていましたが、画像処理をがんばっても、姿がきれいに浮かび上がらなかったので、ブログにアップはあきらめました。ラーマ王子、写真写りの悪い男だな。

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美しい女神のレリーフもたくさんありました。

遺跡の階段が、狭く、古くなっているので、転げ落ちないように要注意です。

遺跡に上ることを考えると、足場が滑らない乾季にカンボジアへ行くほうが安全だと思います。

以前、観光客が階段から落ちて、亡くなったとか大怪我したとかで、現在登れなくなっている塔がありました。

第3回廊を通って、現在、唯一登れる塔、中央塔に上ってみました。

補助の手すりが付いていたものの、とにかく階段が急で落ちないか心配でした。

中国人団体観光客といっしょで混雑しており、階段の前で並んでいるとき、彼らに押されて、後ろの列に追いやられました。階段でもこんな風に押されたら死ぬな、と怖かったです。

階段の前には、監視員がいて、安全のために、階段を上る人数を調整していました。

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中央塔から見た眺め。

遠くに、ジャングルも見えました。

誰かに後ろから、無神経に押されて、塔から落ちてしまうのでは、と怯えながら、写真を撮りました。

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中央塔の中にも、女神のレリーフが盛りだくさん。

残念なことに、心ない観光客によって、口紅を塗られた女神さまもいました。

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ひっそりとたたずむ涅槃の仏陀。

ヒンドゥー教と仏教が入り交じり、頭が混乱してきます。

冷や汗をかいて階段をおりて、中央塔を後にし、ふたたび、回廊のレリーフを鑑賞しました。

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このお方こそ、アンコール・ワットの建立者、スーリヤヴァルマン2世。行軍のご様子。

暑い国の権力者は、常に召使いたちに天蓋で日陰をつくらせ、扇で仰がせていたんですね。

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象に乗る武将。
象は、東南アジアの昔の戦争に、不可欠。

以前、タイのアユタヤで、ビルマとの戦争のさい、象が大活躍しているレリーフを見ました。
が、結局、アユタヤ王朝はビルマに滅ぼされてしまいます。
当時、アユタヤ、かわいそう、などと思ってしまいました。

一方、クメール人がアンコールを捨てて、プノンペンに移った原因は、アユタヤによる攻撃だったと知って、複雑な気分です。

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士気あふれる騎兵。

回廊には、たくさんレリーフがあり、全部見切れないので、頃合いを見て観光を終了しました。

次ページへつづきます。

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