DMM英会話 レッスンで毒親談義
私のお気に入りの先生の一人、セルビア人、30代、男性講師は、イケメンで明るく振る舞う反面、ときどき、ちょっと物憂げです。
彼のプロフィール欄の、受講者が書く「評価・コメント」を読むと、絶賛するコメントに交じって、「疲れている感じ」、「テンション低かった」、「無表情だった」というコメントがあり、そういうときあるよねえ、と笑ってしまいました。
最初、ユーゴスラビア紛争のときに、トラウマになることがあったのかな、と思っていたのですが、どうも、両親のことで、しばしば、悩んでいるもようです。そう、私と同じ。レッスン中、思いがけず、毒親談義で、盛り上がってしまいました。
少し良くなりましたが、ワタクシ、最近、頭痛がひどいのです。原因不明ですが、私は、両親から受けるストレスではないか、と疑っています。DMM英会話のレッスンで、いつも通り、先生に「元気ですか。」と聞かれて、いつもだったら、儀礼的に「元気です」と答えるのに、嘘をつく余力もなく、「頭が痛いです。」と答えてしまいました。
他の先生だったら、「それは、良くないですね。早く治るといいですね。」と軽く返すところを、そのセルビア人の先生は、「それは良くないですね。何かあったんですか。」と聞いてきました。
これまでのレッスンで、先生も両親についてネガティブな話をしていたので、私も「同居している両親、特に母親がストレスで、頭が痛くなった」、と白状しました。
そしたら、先生は、「そうかあ。私も今、母と同じアパートに住んでいるよ。」と、悲しそうな顔をして、言いました。
数週間前に、もうすぐ子供が生まれるので、今のアパートでは狭いから引っ越す、と聞いていたのですが、母親の面倒をみなければいけないので、近くに引っ越した、というのが真実のもようです。
お互い、親のことを話すと、
・母親の性格に難がある。(そのせいで、父親も多少病んでいる。)
・両親に金銭的な援助を求められる。
という点で一致していました。
セルビアの事情は知りませんが、日本では、いい大人が親の悪口を言ってはいけない雰囲気だし、まして、よい親に恵まれた人には、毒親がどんななのか、理解してもらえないので、親のことで悩んでいても、身近な人には話しにくいです。
身近な人とは、分かり合えないのに、人種、国籍、性別、年齢も違う人と、英語で、共通の悩みを話しあえるって、不思議です。レッスン中、教材を使って、普通に勉強もしましたが、なんだかアダルトチルドレンの自助会のような時間を過ごしてしまいました。
先生とお話ししたら、少し心が楽になったので、久しぶりに、英語を勉強していて、よかった、と思いました。スカイプ画面に映る、遠い国に住んでいる人も、自分と同じ人間なんだなあ、ってね。
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