年末だ、病院の待ち時間はいつもより更に長い
2018/12/31
日本の病院は、なぜにあんなに待ち時間が長いのだろう。
友人いわく、日本では国民のほとんどが健康保険に加入しているため医療費が安く、誰でも気軽に病院に行けるから、病院が混んでいる、とのことだけど。
10月の初めに風邪を引き、だいぶよくなったが、今でも通院している。
いくらなんでも、6時半に診察券を出したら、早く診てもらえるだろうと思ったが、結局、診てもらえたのは11時半だった。クリスマス開けだから、年末だから、こんなに混んでいたのだろうか。
その日の仕事は午後からで、12時には病院を出ないと間に合わない状況だったので、待っている間、本当にイライラした。
イライラしすぎて、診察前に看護師に血圧を測ってもらったところ、138といつもより高かった。看護師が、もう1度測ると言ったので、さらにイライラし、2度目の結果は143となった。
看護師に「会社に遅れそうで、イライラしている」、と正直に告げ、3度目の血圧測定はなし。その後、医者に診てもらった時間は2分ほど。きっと、医者は私が看護師に言った言葉を聞いていたのだろう。いい先生だ。
診察が終わっても、しばらく、会計に呼ばれる気配はなかった。11時55分、もう待つのが限界だったので、受付の人に、「支払いは明日でお願い」と言い、去っていった。
さて、翌日。老いた父と母のために、病院へ送り迎え。
地方はどこでも、公共の交通機関が不便なので、車の運転ができないと困っちゃうよね。
そして、秋田は、どこに行っても、人が少ないというのに、例外的に病院だけはいつでも人が多い。ほとんどがお年寄りと、年齢層が限定されているけど。駐車場に、車を止めるまで、これまた待たなければならない。
会計が終わって処方箋をもらい、薬局に行って薬を受け取ると、あまりの量の多さに驚いてしまった。こんなに薬を飲んだら、ご飯が食べられないんではないの?父に食欲がないのも無理はない感じた。思わず、薬剤師に、「すごい量ですね。私だったら、絶対に飲まない。」と言ってしまった。
薬剤師に対して、失礼かと思ったが、これまた真実の声であった。私だったら、薬を飲まないで、好きなものを食べ続け、寿命で死にたい。
ちなみに、秋田市の中通総合病院向かいにある、あかね調剤薬局では、依頼すれば無料で、一回に飲む薬の分ごとに、小さな袋に分けて出してくれるようである。例えば、〇月〇日の朝の分、昼の分、夜の分というように。(薬局の壁に貼ってある、お知らせの紙で見た。)
多種類かつ大量の薬にうんざりしつつ、あ、気のきいたサービスだわ、と感動するのであった。

にほんブログ村