地球に暮らす日々

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台湾 山間の温泉街ウーライ 「日式」温泉、癒されますよ

      2017/01/29

ulai

2007年、12月。クリスマスの休暇を利用して、台湾へ行ってきました。

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行く前に、ガイドブックで、台湾の観光地について調べていると、意外にも、台湾には温泉街があることを知って驚きました。思えば、台湾は、日本と同じように、地震が多いところだから、温泉があっても、不思議ではありません。

当時、中国広東省に住んでいたので、久しぶりに、温泉に入りたくなりました。香港から台湾まで飛行機で2時間弱だから、日本に帰るよりお手軽です。

さらに調べて、台北から近い温泉地を探し、烏來(ウーライ)という町に行くことに決めました。山の中にある静かな温泉地、というイメージです。台北からバスで1時間ほどで行けるので、アクセスも便利。

烏來のイメージです。

まずは、台北で観光と中華料理を楽しみ、それから、烏來で温泉に入って、森林浴もして、癒されたいと思いました。台北から日帰りで行ける距離ですが、1泊してゆっくりすることにしました。

宿は、台湾に着いてから、空港のホテル予約所で予約を入れました。宿泊代を現金で払い、バウチャーをもらって、滞りなく旅は進んでいきました。

台北観光のあと、いよいよ烏來へ出発。こちらのほうも、普通にバスターミナルに行き、普通にバスに乗り、普通に烏來に到着。当時、中国大陸に住んでいたので、その順調さが、不自然に思えてしまいました。

山間の烏來の町は、森の木々が美しく、緑ががかった川を挟んで、宿が立ち並ぶ、温泉街でした。初めて見る景色のはずなのに、なぜか懐かしさを感じるところです。

バスターミナルで降りて、歩いてホテルへ向かいました。

さて、そこからなんですが、ホテルのチェックインで一悶着ありました。フロントの人が私を宿泊させない、というのです。理由は、私が女一人の客だから。ますます意味がわからず、さらに問いただすと、女性客が一人で宿泊すると、自殺するからだそうです。

ふうん。それって、昔、日本から伝わった話ではないの?

と、私は、フロントの人に、まくしたてました。

「いまさらそんなことを言われても、困りますね。
台北の空港で、予約して、宿泊代も払っているんですよ。宿泊を断るなら、別のホテルを探してください。もしくは、台北に帰るので、宿泊代と、交通費を返してください。

それに、その女性客が一人で宿泊すると、自殺する、という情報は、古いです。昔、日本では、女性が一人旅をすることがなかった時代の話です。今は、女性の一人旅は全然珍しくありません。

いまの日本では、寂しいという理由で、一人で自殺する人は、減っています。インターネットで仲間を集めて、大人数で自殺するのが流行っています。ですので、大勢で泊まりに来た客のほうが、自殺する可能性が高いのです。

ということで、その古い日本の情報を更新すべき!」

フロントの人は、私がまくしたてるので、困ってうつむいていました。周りの従業員は、笑い転げていました。その間に、他の従業員が、マネージャーの許可を求めて、電話確認をしていたようです。間もなく、宿泊許可が下りました。

ひょっとして、今の時代の日本でもあるのかなあ。女性一人客の宿泊拒否。

苦労して、チェックインしたホテル、温泉施設が立派でよかったです。たまたま「日式」という日本の温泉と同じスタイルの温泉でした。「日式」の意味は、服を脱いで入ることにあるようです。ほかの温泉は、水着を来て、入るところ多数。

木造づくりの大浴場でした。お湯は、緑がかった乳白色で、硫黄のにおいがしました。サウナや水風呂や打たせ風呂もあり。屋内ですが、窓がなく、外へ吹き抜けになっており、木々の緑がよく見え、川のせせらぎの音が聞こえました。

台湾の温泉もなかなかいいです。リラックスできますよ。高級ホテルには、プライベート温泉もあるそうです。

よろしかったら、私のふるさと秋田の温泉記事もどうぞ。
ノスタルジック・ジャパン 乳頭温泉郷 黒湯温泉 仙北市田沢湖






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