春の男鹿水族館 シロクマの観察などなど 男鹿市戸賀
2017/04/02
長かった冬も終わり、ようやく春を迎えた秋田県。久しぶりに男鹿半島へ出かけました。男鹿半島というと、水族館は外せません。水族館の愛称は、「GAO」。もしかして、「男鹿(OGA)」を反対に読んだだけ?
[adsense_intro]
男鹿水族館は、日本海を望む立地にあります。春の海は、青く、穏やかです。子供のころはよくここで、ヤドカリをとって遊んだものです。
シロクマ観察
ちょうどシロクマのえさやりの時間だったので、まずはシロクマ舎へ。
シロクマは今、繁殖期なので、オス熊とメス熊が、同居しています。お見合い中といったところ。大きい方がオス熊で、小さいほうメス熊。
メスはシロクマなのに、白くないのは、どうして?
オスはメスに関心大なのですが、メスのほうは、まったくオスに関心なし。オスは、ひたすら、メスのあとを追いかけて、ぐるぐるとプールの周りを歩きます。
女の尻を追いかける、とはまさにこの状態。
メスは、うざったく思ったのか、おもちゃを持って、プールにどぼーん。楽しそうに、一人遊びを始めました。
筒状のおもちゃに、顔をつっこんでみたり、水中ででんぐり返しをしてみたり。
たまに、プールの淵に行くと、オスがのぞき込んでくるのですが…。
メスはさわやかに、背泳ぎで離脱。ショボーンとうなだれるオスでした。
ところで、男鹿水族館のブログを見たら、メスが茶色いのは、ウッドチップの上で転がったせいだと判明しました。もともとは、白いのね~。男鹿水族館 ブログ 茶グマのすすめ
水槽の魚にエサやり時間
続いて、ダイバーが水槽の魚にエサをあげる時間だというので、そちらに移動しました。
エサをあげるまえに、子供たち向けにクイズがありました。次の3つのうち、白菜を食べるのはどれでしょう?1番、サメ。2番、(すみません、忘れました、何かの魚)。3番、ウミガメ。
答は、全員正解で、ウミガメでした。なので、ウミガメ君に、白菜を食べてもらうという演出になるのですが。ウミガメは、水槽の端っこで睡眠中。
ダイバーが、ウミガメをたたき起こし、引っ張りだします。
ダイバーは、ウミガメに白菜を食べさせようと必死になりますが、ウミガメはまだ半分睡眠中。
このあと、マダイが猛スピードで、泳いできて、白菜をパクッとさらって、逃げていきました。ということで、クイズの真の正解は、「マダイ」ということで終了。
エサをまくと、お魚たちも、いきいきと泳ぎだします。
そのほか、心に残った生き物たち
今回は、時間がなくて、あまりゆっくり見られなかったのが、残念です。
イレズミアマダイ
息をひそめて見ていると、穴からびよーんと顔を出してくるのが、可愛い。これまで、採取されたことがほとんどないので、その生態は不明だそうです。沖縄県のサンゴ礁域、200mで採取されたということですが、どうやって、200mまで行ったの?
私の携帯カメラでは、どうしてもブレた写真しか撮れなかったので、男鹿水族館ウェブサイトイレズミアマダイから、鮮明な画像をご覧ください。
マンジュウイシモチ
インドネシアでダイビングしたときに、よく見た魚で、なつかしかったです。あまりレアな魚ではないのか、ほかの魚の引き立て役として入れられているようで、魚の名前を書いたプレートすら張られていなくて、可哀想でした。
コモンカスベ
水槽にべったり張り付いて、こちらを見ている生き物に気づいて、びっくりしました。
コモンカスベというエイの仲間だそうです。地面に張っているときは、普通にエイっぽいです。昔カスベの煮つけを祖母がよく作ってくれて、食べました。こんな姿だったとは。
しばらくすると、また、水槽に張り付き、キョロキョロしはじめます。何度見ても、不気味可愛いです。
ゴマフアザラシ
男鹿水族館では、もうすぐゴマフアザラシの赤ちゃんが、生まれます。水族館で、ふわふわの赤ちゃんを見れた人は、ラッキー。
男鹿水族館GAO アクセス
TEL:0185-32-2221
FAX:0185-32-2220
営業時間:9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
ウェブサイト:http://www.gao-aqua.jp/
入館料:
おとな 1100円
小中学生 400円
アクセスについては、こちらのウェブサイトhttp://www.gao-aqua.jp/access/に詳しく書いてあります。自家用車を使えない人は、あいのりタクシー(要予約)が便利です。
にほんブログ村