選挙の結果を見て、秋田の人って覚めてるし、テレビ局は意地悪だと思った
2018/01/02
2017年4月9日に行われた秋田県知事選と秋田市長選は、秋田県知事に佐竹敬久氏、秋田市長に穂積志氏が当選するという結果になりました。二人とも現職で、コンパクトシティを目指し、秋田県・秋田市共同新文化施設を建設する、という政策が一致しています。
ということは、ここ数年、秋田市民の間で話題になっていた、外旭川にイオンモールとテーマパークを作るという構想は、完全になくなりそうですね。
ところで、しばらく日本を離れていた私は、今回の選挙に関して、いろいろと寂しく悲しく感じてしまいました。以下、感想です。
感想1: 秋田県民は政治に対して覚めている、特に秋田市民
当選の関連ニュース記事はこちらです。
秋田県知事選 現職の佐竹氏が3回目の当選NHKニュース
秋田市長選 現職の穂積氏が3回目の当選NHKニュース
で、投票率なんですが、上にあげたNHKニュースによると、
知事選:
市長選:
投票率の低さに唖然としました。特に市長選。秋田市はそこそこ交通機関が発達しているし、何日も前から期日前投票を受け付けていたので、楽に投票できたと思うのですが。
日ごろから、「秋田の人たちって、覇気がない、というか、やる気ない人が多いなあ」って感じていますが、選挙の投票率にも、それが表れているような。
それとも、日本全国、選挙の投票率ってこんなもんなんですか。
感想2: 秋田の某テレビ局は、知事への対応が意地悪
選挙日の翌日、なにげなくテレビを見ていたら、秋田の某テレビ局の番組で、当選した佐竹知事を迎え、「これからの県政」についてインタビューしていました。
司会者にしても、ゲストのコメンテイターにしても、笑顔がなく、暗い雰囲気の番組でした。
続いて、「これからの県政」に期待する県民の声が放映されたのですが、まずは冒頭の声、
「なんも、あんべいぐね。建物ばっかし、つぐっで。
(全然、いい按配じゃない。建物ばかり造って。)」
という80代の女性には、正直だなあと笑えました。が、それからも、「雇用の機会を作ってほしい」とか、「ミルク代にお金がかかるので、児童手当をもっと出してほしい。」とか、ひたすら、不満と要求の声が続き、嫌な気持ちになってしまいました。
これでは、秋田県民は、自分では何もせず、文句を言っている人ばかり、という印象を受けます。
投票者の7割が、佐竹知事に投票したというなら、もっと、明るい積極的な県民の声を拾えるはずなんですが。「秋田市はコンパクトシティを目指すべきだから、佐竹さんが当選してうれしい。」とか、「新しい文化施設の建設に期待しています。」とかさ。
マイナスの声ばかり放送するのは、アンフェアです。
県民の明るい声は、拾えませんでした~、というなら、佐竹氏当選記念に出演者全員で、明るく「あんべいいな」でも、合唱してほしかったですね。とにかく、せっかくローカルの番組なのだから、知事の当選を歓迎するムードの番組を作ってほしかったです。
ちなみに、「あんべいいな」の歌はこれ。

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