秋田の病院 今度は薬剤師さんの態度がなんだかなあ
2018/01/02
秋田の病院 病院の受付の態度が悪く、ブチ切れて、クレームをつけるの続きです。院長先生に、苦情のメールを書いて、丁寧な謝罪のお返事をいただいたものの、やはり同じ病院に通院する気にはなれずに、病院を変えました。
風邪をこじらせた気管支炎という、わりとメジャーな病気なので、別の病院を探すのは簡単。ネットで、家の近くにある、呼吸器内科の個人病院を、すぐに見つけました。
西洋薬が効かずに、漢方薬を処方される
次の病院は、お医者さんも、看護師さんも、受付の人も親切でとてもよかったのです。しかし、処方されたお薬が効きませんでした。やれ咳止めだの、痰を溶かす薬だの、抗生物質だのを、3日飲んでも、咳がまったく止まらないので、再度病院へ行くことに。
お医者さんに、薬を飲んでも、咳が止まらないし、とにかく喉に痰が絡んで息苦しいと訴えると、お医者さんは、「あー」と声を出しながら喉を見せなさいとか、舌を出して見せなさいとか、言いました。まるで漢方医のような診察をするなあと思っていたら、やはり漢方薬を処方するとのこと。痰を取って、喉の異物感をやわらげるお薬だそうです。
シンガポールに住んでいたさい、数年治らなかった、疲労感&高血圧が、わずか2週間の間に、漢方薬で完治したことがあるので、期待感が高まりました。しかし、咳に対しては逆にひどくなったので、その経験をお医者さんに告げると、「漢方には、証というものがありますからね。」(症状が同じでも、その人の体質によって、効いたり効かなかったりすること)と、これまた「先生、よく知ってるう」という期待できる反応でした。
薬をもらうまでの薬剤師との軽い闘争
ところで、私が日本をしばらくお留守にしているあいだに、病院で医者が診察をして処方箋を書き、薬局で薬剤師が処方せんを確認して薬を渡すというシステムに変わったみたいで。
薬を変えるということに、薬剤師さんは不満みたいでした。60を超えたくらいの、オジサン薬剤師。
「咳をしているんでしょう。これは、喉の異物感を取る薬ですよ。本当にいいんですか。」って、突っかかってくるように、聞いてきたり。
「ええ、痰が絡んで、咳が出るんです。前にもらった薬が効かなかったので、お医者さんに薬を変えてもらったんです。」と答えると、「咳はね、長くかかるんですよ。薬を3日くらい飲んだぐらいでは、効きません。漢方薬もね、効果が出るまでに、2週間かかりますよ。」と、なんだか怒っているような返答でした。
「そうですか。これまで飲んだ西洋薬も、漢方薬も、すぐに効果が出るものがありましたよ。」と、反論したものの、ここで、薬剤師さんは処方に不満があるなら、私ではなくて、お医者さんに言うべきではないかという疑問が沸き上がりました。
それに、もしかして、製薬会社から特定の薬をもらうとマージンをもらえるようになっていて、私がその薬を拒否したから、不愉快になったとか。
と、体が元気だったら、いろんなことを言ったでしょうが、喉が痛いし、話すと咳き込みが始まるので、威圧的な薬剤師との会話はここで終了。薬剤師さんは、嫌そうにツムラの「半夏厚朴湯」を処方してくれました。
ちなみに「半夏厚朴湯」の効果
一服飲んだだけで、喉にさわやかな清涼感が広がりました。咳は完全には、収まらないものの、かなり軽減しました。誰だ、誰だ、漢方薬は、効果が出るまでに、2週間かかるって、言ったの。
しばらく、この漢方薬を愛用するつもりです。
追記 残念ながら、漢方薬だけでは治りませんでした
続きは、こちら。
長引く咳、食事のあとの咳、減食したら、薬なしで治った件

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